Diary-Levi- | ナノ

ディズニーデート(4/17〜4/19)


先日、約1年ぶりにエレンとのディズニーデートに行って来た。

17日の夜にホテルで落ち合ってから翌日ディズニーへ行き、最後の日はいつも通り夜までホテルでゆっくりするというスケジュールだ。
休日の俺は後日分の飯の買い出しをしつつ先にホテルへ行って、ほかほかの夕飯を買って来てくれる任務帰りのエレンを待つ。



夜はとにかく2人共早く!早く寝よう!と話しながら割と早くベッドへ入った。
……と、その夜……


「ん〜…。…5個ください、へいちょーの分もあるから…5個ください…!」


俺の手を痛いぐらいにぎゅううぅ〜っと握り締めながら、むにゃむにゃと何やら必死な様子で寝言を言うエレン。『ああ、きっと俺があまりにもイースターサンデーを楽しみにしてたから、一緒に行って買ってくれてる夢でも見てんのか…しかも5個も…可愛い奴め…(笑)』とか俺は隣で思いながら、イースターサンデー楽しみだなああああ…とwktkしながら眠った。



……という、夢を見たんだ(俺が。)



これで俺がどれだけイースターサンデーを楽しみにしていたかおわかり頂けただろう…(爆)
ちなみに、何故夢とわかったかと言うと、翌朝この話をエレンにした時に、そもそも手を繋いで寝てはいなかったという事実が共通の意識の元判明した事から、俺が浅い眠りの中で見た夢だったのだろうという事に落ち着いた。多分。




さて18日。天気も良く2人で意気揚々とホテルを出発。電車に遅れそうになって焦るも何とか予定通りに到着した。

まずはBBBの抽選へ!実は俺はこの手の抽選に外れた事が無く(そりゃ、何十回もやってるとかじゃねえけど)、抽選には外れもあるのか?というぐらいの認識だったんで、エレンが「兵長が抽選のやつやってください!」って言うから「よし、任せておけ!」って勢いで抽選所へ向かった。
しかし何故か、タッチパネルは俺が何回タッチしても反応を返さない。何故だよ…俺は人間じゃねえとでも…?
そしてあまりにも反応を返さなかったタッチパネルに、エレンがタッチしてみた。すると……外れた。
落ち込むエレンを撫でながら、「並べば良い!並んで見れば良いだろ!よしよし!」って言いながら抽選所を後にし、気を取り直してイースターサンデーへ!!

寒い!!!!!

いや、もちろん期待通りやそれ以上にサンデーは美味かった。だが、吹き付ける冷たい強風に美味いアイスクリームは効いた。海を見ながら2人で震えながら食った(笑)

……エレンはサンデーの中の白玉が出ると俺にいくつか上乗せしてくれた。俺が白玉好きなのを知ってるからだ。
正直惚れ直した。(←野生動物並みに単純な三十路)



その後、前から気になっていたタートルトークを初めて見に行く事に!
待っている間に初めて豚の肉棒(名前は忘れたが、米を豚肉で巻いた細長い棒)を食ったんだが、エレンと2人でぺろっと食っちまった。凄え熱くてびっくりしただろうが…。

タートルトーク、メチャクチャ面白かった!
隣に座ったエレンだが、こういう時ってエレンはエレンヴィンになるんだよな。素になるっつーか、『これはどういう仕組みになっているのだろう…?』とか思っちまうタイプってやつか?俺のエレンは俺の前では散々ワンワン的なところを発揮しちゃいるが、基本的には冷静で分析能力に長けているタイプだ。その辺はどっちかっつーとエレンヴィンだよな。
でもそんなこいつも俺と2人でいるとワンワンエレンになる…こういうとこも可愛くて堪んねえ。
……とまあ、ただの惚気っつーか、三十路の色惚けた戯言だ。流してくれ。



時に今回のイースターイベント、シーは美味そうなカクテルが充実していたんで、ユカタン買いながらまずはその内の1つを買いに行く。リアタイにも上げたが、ストロベリー&エルダーフラワーカクテルだ!



これがまた美味かった。エレンと美味い美味い言いながら、これ飲んでユカタン食ってたらちょうど良くBBBにも入れて、目的1つ達成!
ちなみにもう1つのカクテル(これもリアタイに上げたが…)も凄え美味かった。夢の国の食い物は美味いよな。

それから、イースターイベントで展示されてる、花で出来た某クマとネコも激写して来た!!!



凄え可愛かったが、人が長蛇の列過ぎて白目。俺達は遠くから激写して去った…。
あちこちに花とイースターエッグが鏤められた夢の国は本当に愛らしかった。それを写真に納めるエレンも可愛かったな。






夜はマゼランズへ行って来た。料理が美味いのはもちろんあったが、内装がとても凝っていてさすがだなと感心した…。夢の国の飯屋は味以上に雰囲気作りにぬかりが無いと思う。

  

俺は珍しくメインを魚にしてみた。サーモンのポワレに白ワインのソース…だったと記憶。美味かった!




マゼランズを出ると外も暗くなって良い時間だった。……俺達は2人だけの、あの場所へ。
2人だけの空間で、綺麗な夜景を見ながら話す。場所の関係で冷たい風も回避出来て、少しゆっくり出来た。

何度か啄むようなキスをして、「楽しかった」とか「まだ帰りたく無い」とか、そんな他愛無い話をしながら寄り添う時間が、とても愛しい。
これから先ずっと、俺はエレンを離さない。エレンも俺を離さない。だからまたここに来られる、また同じ景色を見ながら、キスをして…同じ時間を共有出来る。

…なんてな…人生はいつ何が起こるかわからねえ、ずっと時間を共有出来るとは限らねえ。………だからこそ毎日、全てを惜しまずに…出来る限り後悔のない人生を選びてえもんだ。

そう思うからこそというのもあるが…本当に、幸せな時間だった。正に、夢の国にいるような。




帰りに、手を繋いでゲートを出るとエレンが「楽しかった!また来ましょうね!」と話しかけて来た。俺はそれに手を強く握り返す。


「ああ、楽しかった。また来ような」


1年掛けて、ようやく返せた。…やっと…やっと、だ。これで俺はまた一つ前に進んで行ける。何だかそんな気がした。
1年前同じ事を言われた時、俺は何も言えずにただ俯いてエレンの手を強く握り返した。…その瞬間を、ずっと忘れられなかったんだ。

エレンのお陰で、俺はまた進んで行ける。
……エレンがあの時、俺を選んでくれたから。今日まで傍にいてくれたから。エレンが諦めないでいてくれたから…俺は今、幸せな毎日を送って行けてる。

そのまま強く手を繋いでいたが、ふとエレンを撫でたらやっぱり泣いていた。……可愛い俺のエレン、………ありがとな。




長くなっちまったな。今回はこの辺で筆を置くとしよう。
3日目のホテルでの話はまた後日。

2015/04/30 16:43
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