Diary-Levi- | ナノ

VDデート(2/14)と泊まりデート(2/19〜2/20)


今回は2015年バレンタインデートと、こっそりして来た短い泊まりデートについて筆を執らせて貰おうと思う。



バレンタインデートについてはリアタイに少し上げていたが、俺は任務だったんで終わってから俺の任務先の近くでエレンに手作りの品を渡す事になっていた。

前日、家中を菓子の匂いにしながらオーブンでケーキを焼いた。
……俺は菓子作りは嫌いじゃないんだが、何つーかまあ……誰かの為にこんな風に作るのなんざ久しぶりだった。

    

紅茶に杏ジャムと、オレンジショコラ。両方エレンの好きな味のハズだ。
エレンが何故か手作り菓子を異常に欲しがるので、それならバレンタインにでも…って話をしてたんだが……。……俺は自分が菓子を作って、エレン程喜んで食う奴には会えないと思う(苦笑)
こんなに喜ぶならまた作ってやろうか…と思った。今までこんな風に喜ばれた事、無かったな。とかぼんやり考えたりもした。

菓子を渡してエレンに喜んで貰おうと思っていたのに、気付いたら俺の方が幸せな気持ちを貰っている。……エレンはそういう奴なんだ、隣に居ると幸せな気持ちにさせられる。
俺は幸せ者だ、と、改めて傍に居られる事を感謝した。

来年も、日程とか良い感じだったら……また作るかもな。……エレンが、喜ぶなら。


……余談だが。会ってる時に一切れだけ味見でケーキを食わせてたんだが、切った時に出たケーキのカスを捨てようと思ったら、エレンが「駄目です!カスも捨てないで!!全部俺のなんですからね!!入れておいて下さい!!」ってわりと凄い剣幕で言って来てかなり笑った。……クソかわ過ぎる。





そして全然リアタイ書けなかったが、昨日からこっそり泊まりデートして来た。


ちょっとしばらく俺とエレンの休暇が合いそうに無いんで2人共消沈してたんだが、今日はエレンが朝遅いとの事で、エレンの任務先近くに宿を取って昨夜から会っていたんだ。

『もうケーキが無くなる、大事に食べてたのに』ってぐずってるのが可愛くて、材料も微妙に残ってるし1本焼いてから会う時に持って行こうと決めた。
エレンが杏ジャム気に入ったのと、今日はこの前より少し甘さ控えめになったんで杏ジャムたっぷり乗せといたぞ。



朝起きてケーキ焼いてから2人分の飯の調達をして俺は先に宿へ。
途中、エレンの任務先でエレンの姿を見たかったんだが、エレンはたまたま奥深くに居たらしく見えなかった。少し悲しく思いつつも喉が渇いて限界だったので宿に行ってまずは水分補給をする。
それからシャワー浴びたりしてのんびりエレンを待った。

任務が終わるとすぐに連絡をくれるエレン。一緒に住んだらこんな感じだろうか、などと少し考えてしまう自分に苦笑しつつ、部屋にやって来たエレンにシャワーを浴びさせて一緒に飯を食ったり。幸せなひとときだ。

……しっかし、凄え寒いホテルだったな……。部屋のエアコンは30度の最強風量にしても極寒。2人で凍えていた(笑)
ベッドでのエレンのあの寒がりようも忘れられない。
こんな寒いんじゃ、ベッドの上で運動でもしねえ事には寝られねえ仕組みだと判断。なるほど良く考えられてやがる…(真顔)
まあ…この話はまた機会があれば…だな。


エレンと一緒に抱き合って眠る夜はやはり格別だ。
例えどんなに寒くても、あったかくなる。……少し経てば暑いぐらいにな。
そしてその匂いに囲まれて、安心してぐっすり眠れる極上の時間。
この時間が永遠に続けば良いと…思わずにはいられない。


俺達は目が覚めてからもエレンが任務へ出掛けるギリギリまでくっついていたんだが、エレンはもう何回かわからないぐらい「行きたくない!もう兵長とこの部屋で暮らす!!!」って言ってたな(笑)
でも、時間になったら渋々ちゃんと支度をしていた。そういうとこも可愛くて好きだ。

ホテルの部屋を出る時に、何度もキスをしてから出た。
次に会えるのは来月の初めだ。……それまで少しの別れになる。




………泣き虫のエレンが、可愛くて堪らない。俺と離れた日の夜なんかには良く、恋しい、もう会いたいと涙するエレン。柔らかいその温もりを思い出せば……俺もアイツを思わずにはいられない。

優しい言葉を選んで宥めるのは表だけだ。その裏では、今にもアイツを掻き抱いて、その肌に噛み付きたい衝動を堪えている。……無意識なのか計画的なのか……本当に、俺を煽るのが上手いな、アイツは(苦笑)


次に会うのを楽しみにしてるぞ、エレン。
……俺もお前に、もう会いたい。

2015/02/20 23:15
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