Diary-Levi- | ナノ

エレン誕生日デート(10/31〜11/1)


少し遅れを取ったが、エレンの誕生日デートレポだ!!!



誕生日当日の日記にも書いたが、俺はこの日先にレストランへ行って、レストランのデリカで翌朝以降の飯の調達なんかをしに先行した。
何とデリカにエレンの好きなハンバーグなんかもあったんで、速攻購入。あれやこれやとぽいぽい買う俺に、レジの奴は一体何人で食うんだろうかと思っていただろう…(笑)

エレンが来るまで、ずっと時計を見てた気がする。アイツの顔見るのが楽しみで、楽しみで楽しみで…「あと30分…」「あと20分…」とか年甲斐も無くずっとそわそわしっ放しだった。
待ってる間に、レストランの受付嬢に「ケーキはサプライズでデザートと一緒に一度お持ちさせて頂いて、場合によっては(※腹の満ち具合により)お持ち帰りという事で宜しかったですよね?」と声掛けられたんで(エレンにもうケーキについて言ってあったんでサプライズではなかったが、それを弁解すんのも微妙だったんでサプライズという事で話をそのままにした)、それで頼むと話したところ「はい!お任せ下さい!」と凄いwktkな様子で言われて、一抹の不安的なものを俺は感じた。……その不安は、微妙に的中する事になる…が、それはまあ後ほど。



時間になって、駅にエレンを迎えに行った。凄く久しぶりな感じがして、いかにも仕事帰りって感じの…しゃんとした珍しい服装のエレンにまたそわそわした(笑)
レストランは駅から見えるぐらいの近さだったんだが、そこまでエレンをエスコートする間にもエレンが「ああああ〜キスしたいいぃぃぃ〜」とか唸るから「おい…ここをどこだと思ってんだ…。待てだ待て!」とか言いながら密かに、久々のワンコがクソかわ過ぎて後で散々可愛がってやろうと誓って舌舐めずりした。(←※これでも一応右側の人)



レストランは、普段ウェディングとかもやるようなとこだけあって、雰囲気の良い場所だった。……まあ、だからあそこを選んだ訳なんだが、エレンも気に入ってくれたようだ。良かった。



メニューに迷うエレンも可愛くて、ずっと見ていたいぐらいだった。全然決まらなくて、面白かったな(笑)
飯も一々美味いってトロ顔してやがったっけか…。思い出すと頬擦りしたくなるぐらい可愛い。俺のエレンはいつも世界一可愛い。

デザートに行き着いた時、冒頭の受付嬢がウエイターと一緒にケーキを持って来た。
……それは良い。誕生日おめでとうございますと拍手しながらケーキを持って来たとこまでは良い。だがいきなり記念に写真を撮りますからどうぞ携帯貸してください!!!みてえに言い出した時、俺は白目になった。

俺は普段写真を撮ったりしねえ。得意じゃねえからな。だがしかし、良い笑顔でグイグイ来る受付嬢。それに携帯を渡すエレン。俺は白目になった。

一抹の不安とはこれか…と思いながら、写真を撮られた。2枚も。2枚も撮られた。ク、クソ…。隣で愛らしい笑顔を振りまくエレンと強張った表情のまま写真を撮られる俺。チクショウ…(ガクガク)




飯を食い終えて、今度はホテルへ。
時間ももう遅かったのもあるが、駅のホームにはほぼ誰もいなかった。

電車を待ってぼーっとしていた俺の後ろに立ったエレンが、項の匂いを嗅ぎながら満足そうにしているのを見てエレンに会ってる事を実感しつつ、エレンに匂い嗅がれるとすっかりゾクゾクするようになっちまってて困った。
……と、困っている所で不意打ちでエレンが前に回り込んで来て唇にキスをした。不意打ち過ぎて思わず無言になる俺……。こういう事されると言葉が出て来ねえんだよ…クソが…!!

お陰で一気にエレンを可愛がりたい熱がまた上がった。こいつ…わかっててやってんのか…。後で覚えてろよクソガキ…と思いつつ、ホテルへ。



ホテルに着いて、シャワー浴びる前にエレンにプレゼントとアルバムを渡した。
プレゼント、喜んで貰えたみてえで良かった。前からちゃんとしたペンダント渡したいと思ってたんだが、やっと叶った。
クローバーの輪に囲まれた、真っ赤なルビーの目の白ウサギモチーフを見た時、これで決まりだなと思ったんだが…嬉しそうなエレンに正直ほっとした。
そして、アルバムは目の前で見られるとクソ恥ずいんで、俺がシャワー浴びてる間に見ろと言ってバスルームへ逃げ込んだんだが…ちょっとこの辺にデジャヴ(苦笑)

俺がシャワー浴びてる間にエレンがぼろ泣きしてたとか知らなかったんで、出て来た時のアイツの鼻声みてえな声の酷さにびっくりした。ちょっと前から少しアレルギー鼻炎っぽいなんて話は聞いていたが、ホテルに来るまでの比じゃねえその声に、明らかに風邪引いたんじゃねえかと思った。
だが、鼻炎の薬やろうか?と言っても勢い良く拒絶するエレン。何となく、「……お前、泣いたりしてねえよな?」って聞いたら「な、何の事ですか?」って言ってバスルームに逃げ込まれた。
そして俺はリアタイでエレンが泣いていた事を知った(笑)




シャワーから出て来たエレンを意気込み通り可愛がった…が、この話はまた違う時に。
まあ…この日のエレンはまた随分と可愛かった、とだけここに記しておく(ニヤける三十路)

リアタイにも書いたんだが、俺が特に意味なく寝返りっつーか、エレンに背を向けて横になった時のエレンがクソかわ過ぎて思わず枕元の端末に手を伸ばしてリアタイ付けちまった。「くぅ〜ん」とか高い声で鳴いたと思ったら本当に俺が動けねえだろうがって勢いで後ろから両腕で抱き込まれてまた寝たエレン。あまりにもクソかわ過ぎて爆発しそうだったんだが。(真顔)



翌日はいつも通り、ずっとイチャイチャしてたな。エレンも書いてたが、隣の部屋のアレな声が聞こえたりして(笑)エレンは壁に耳つけて聞いてたが…(この辺15歳の新兵っぽい)

部屋を出る前に、名残惜しくて何度もキスした。それでも、やっぱり部屋を出ると『もっとしておけば良かった』と思う。……いつも、いつもいつも…不思議なもんだな、エレンよ(苦笑)

エレンに「今までで一番幸せな誕生日だった」って言って貰えて、俺もとても幸せな気持ちになった。……アイツの幸せ以上の俺の幸せは無いと、エレンが愛しくて堪らないと改めて感じた。




―――俺も、もうお前に会いてえよ。…エレン。


来年もその先も…一緒に祝わせてくれ。互いの隣は死のその先まで互いだけだと、お前も腹を括った筈だ。

アイツの存在で、俺の日々は幸せに満ちている。……俺が感じる以上の幸せをアイツに与えてやりたい。いつも俺が貰ってばかりに感じるが、出来得る限りの想いを返してやりたいと、いつも思っている。

エレン、いつもありがとな。………次に会える日が、もう待ち遠しい。

2014/11/06 19:26
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