Diary-Levi- | ナノ

スカイツリーデート(7/31〜8/1)


スカイツリーデートと銘打ったが、当初はそんな予定は微塵も無かったこのデート。
ちょっとした事故から、行きたかったデート場所の一つに辿り着いた…その経緯を記そうと思う。



先月末、ぼんやりと『エレンに会いてえな…』と思った俺は(※基本的にいつも思っているが)、チラッとエレンに予定の探りを入れてみた。
すると末日は知人と会う予定が昼から入っているとの事。しかし仕方ねえかと思って諦めようとする俺に、「夕飯だけでもどうですか?夕方までしか居られないって先方に言いますから!」というような返答をして来たうちの変態ヤンデレ忠犬ワンコ、本当に大丈夫かと確認するも大丈夫だと言う。

俺のエレンジェルは俺に対して激甘だが…俺以外の奴との付き合いは結構大雑把のようだ…。かくいう俺も、大事な奴以外は結構そういうタイプではあるんだが…(似た者カップル…?)


まあ、ともかく。末日夕方から、エレンと某駅で待ち合わせて、肉を!肉を食いに行く事になった!!俺達のデートはいつもこうして突然決まる…(笑)

待ち合わせ場所に待機していたエレンと合流し、某グッズショップをチラ見した後、空腹過ぎて落ち着かない俺(※朝からほとんど何も口にしていなかった)を肉屋に連れて行ってくれるエレン。

肉屋に着いた頃には既にギラギラしていた俺。反対に、あまり腹が空いていないようでボリューム満点のメニューに悩みまくっているエレン。
エレン、迷ってる好きなもの頼め!!食えなかったのは俺が全部処理するから!!!という状態(笑)

ようやく決まって注文。横に置いてあるフォークすら食いたい勢いで飢えていた俺は、肉が来た途端に食べようとフォークとナイフを持った。
普段なら食い物の写真とか撮るところだが、この日はあまりにも余裕がなかった。
そのため……写真を撮らずに食い始めてしまった駄目兵長とは俺の事…。

だが、肉美味かった!!!1ポンドのやつとか普通に食えた予感…。次行った時はそっち食ってみよう。



肉を食ったら次はデザートだ!俺の好きな某ファミレスへと移動し、桃のパフェとか食う事に…。はあ…至福だ…桃大好きだ…。



それからここで夜までエレンと一緒にいた。エレンとは一緒にいるだけで幸せだ。マイナスイオンが凄いに違いねえ。



そして帰る時間になり、むずがるエレンを連れて何とか駅まで歩いて行くと、そこで事件発生。
何とエレンが使う路線が完全ストップ状態で、どうやら帰れねえ様子。
面倒なのでもう近くで泊まると笑うエレンジェルを、1人置いて帰れるハズもない!!!こんなクソ可愛いワンコが誘拐されたら困る…。
こうなったら俺はすぐさま自分も泊まると決断した。

ここでエレンが笑える程ご機嫌。

……だがもちろん泊まりの用意なんざしてねえ訳で。はあ…初のエレンとの揃いの衣類がコンビニのパンツとは…。…エレンは「兵長とお揃いのパンツ〜!」って喜んでたが。
その他細けえもんを買ってから、近くに泊まる事に。
ホテルに入って2人ともシャワーを浴びたら、既に2時を回っていたと思う。

もちろん俺はすぐに眠ろうとした。しかし…普段なら11時には寝るエレンが、そんな時間だったにも関わらず、素直に寝かせてくれなかった件。
………いや、俺は良い。夜型だしな。だがエレンは……今まで俺と夜を過ごす際に、大人しく寝た事は…俺と旅行に行った際に、俺が具合悪くなった時以外は無い。
ある意味感動した。エレンって凄えなって純粋に感動しちまった。


「眠いだろう、もう寝ろ。何時だと思ってんだ」

「兵長は俺としたくないんだ〜!(泣)」


ってごねるエレン。悪くない。
……こういうワンワンした奴に弱いからな俺…。でも本当にエレン凄いと思った(真顔)

そんなこんなでちょっと触れ合って寝てから…翌日、突然スカイツリーへ行く事になった(近かったから)
本当に色々といきなり決まる俺達…(苦笑)




スカイツリーは前から行きたかったんだが、何といっても夏休み。混雑していた。
せっかくだからエレンと登ろうかと思ったが、当日のチケットを買うだけで1時間は待つ様子だった。

色々考えた後に登るのはまた今度にして、とりあえず30階にあるレストランで飯を食って、ソラマチを歩き回ってから7階にあるプラネタリウムへ行く事にする。
プラネタリウムなんざ久しぶりだったから、凄ぇ楽しみだった。


時に30階で食った飯がかなり美味かった件…!!!
ちょっと奮発したんだが…良かった…!!!そしてエレンが食い切れなくなった肉とかを少しずつ貰った…(ほくほく)
色々迷ったんだが、エレンも気に入って食ってたし、あそこのフレンチにして良かった。
また来たら行きてえな…。
夜は夜で眺めが良さそうだ。


それからちょっとソラマチを回って、プラネタリウムへ。
予想はしていたが、前日の睡眠時間があまり充分でなかった俺達は時折意識喪失気味(笑)
それでもちゃんと最後まで見て、綺麗だなって思ったぞ。南の島の綺麗な海や空がとても良かった。
いつかエレンと旅行とかもしてみてぇもんだ。




帰り際。ホームまで送ってくれたエレンが、(後で聞いたら寂しくて、だったらしいが)凄い半べそで俺を見送ってくれた。相変わらずエレンジェルなぐうかわワンコ…。

急な泊まりだったんで俺が飲まなきゃいけねえ薬を持って来てなくて、だから早く帰れってずっと言ってて…俺が何度も大丈夫だっつっても退かなくて、何かあったら大変だから帰ってすぐ薬飲めって言って俺を帰そうとしてたのはエレンなんだが。
……完全に泣き顔で見送られる俺の身にもなってくれ。お前の顔見て本気でどれだけ電車から降りようかと思ったか…(苦笑)

とにかく……俺のエレンは別れる時までぐうかわだった。


エレン、また遊びに行こうな。……今度は、夜景見に、タワーに登ろう。

2014/08/09 01:20
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