Diary-Erwin- | ナノ

箱根旅行(6/15〜6/18)


任務やらで疲れてるオレを気遣って、兵長が今年の旅行はのんびり出来る温泉旅行にしようと提案してくれた。
それに甘える形でゆっくりと疲れを癒せる宿を念入りに探して(そうやって一緒に色々見たりするのも楽しいんだよな)、いよいよ当日!
前日はワクワクし過ぎてなかなか寝付けないし、朝はかなり早く目が覚めた(笑)


ーー1日目ーーー


待ち合わせの駅でお昼を食べたんだが、珍しく豚肉100%のハンバーグだった。オレはトマトとモッツァレラの乗ったやつ。



思ったよりしっかりしてて結構お腹いっぱいに。これからの電車とバスに耐えられるか不安になりつつも予定より早めに出発出来た。


電車に乗り込んでからは、2人で色々話してるうちにあっという間に乗り換えの駅に到着。ここからバスで宿まで向かう。…んだが、ここが一番不安だったんだ。
2人とも元々乗り物が苦手ですぐに酔うタイプだから無事にたどり着けるかどうかって。

幸い乗り込んでからすぐにうとうとし始めて、酔うことはなく目的地までたどり着いた。宿の目の前の坂道に苦戦しつつもようやく到着。
事前に見ていた写真通り落ち着いた雰囲気のいいところだった。
部屋に案内されて座り心地の良い椅子に掛けながらチェックイン。その後すぐにウェルカムドリンクが運ばれてきて、景色を眺めながら暫く寛いだ。



飲み物とお菓子が選べるんだがこのチョコケーキが美味すぎて、買って帰ろうと思ってたのに忘れて帰ったのが心残り。

少しゆっくりした後は部屋と館内の探索。
部屋に半露天風呂が付いてるのが嬉しくて沢山写真撮った(笑)室内も思っていたより広かったし、オレ的には凄く満足。



夜にはbarとして使われるラウンジは昼間の雰囲気も案外良かったな。珍しいカエルが池に居るらしくて探してみたけど残念ながら見つけられなかった。

が、ここで事件発生。このラウンジの近くには貸切風呂の入口があるんだけど、そこから急にあれな声が聞こえてくる。
固まるオレ達。なんとも言えない表情をしてたと思う。そこにスタッフの人が通りかかり更に気まずい空気が流れ……そそくさとその場を退散した。



で、気を取り直して夕飯の前に温泉に入ることに。
外の空気を感じながら入る風呂ってなんでこんなに気持ちいいんだろうな。木々を眺め、鳥のさえずりを聴きながらお湯に浸かると心が洗われるようだった。
兵長とも一緒に入ることが出来たしこの時点で既に「こんな幸せでいいのかなぁ」なんて考えてたぐらい。

ほっかほかに温まった後は直ぐに夕飯。
詳しくは兵長に書いてもらうことになったから、オレは感想だけになるけど兵長とやいやい言いながら食べ進める。結構のんびり食べていたらご飯を持ってくるタイミングなんかも確認してくれて、とてもいいスタッフさんだった。
普段2人で出掛けた時は洋食が多いけど、たまには和食もいいよな。出汁の味をしっかり感じられて、派手ではないけど上品でどれもとても美味しかった。



夕飯の後はここで一番の目当てだったbarへ。



昼間に出たラウンジへ行くと全く違う雰囲気へ変貌。この景色を見たくて選んだんだが、写真で見たり想像していたよりも実際の方がずっとずっと良かったな。
カクテルを作って貰ってここでものんびりと過ごした。乾きもののナッツが美味過ぎたんだが、あれどこかで売ってるんだろうか…。


この日は部屋に帰ってまた温泉を堪能してからゆっくりと眠った。
温まった身体で布団に潜り込むとそれだけでもう至福。ベッドも広くて快適だったしな。




ーー2日目ーーー

基本的にのんびりする為に行ったから、特に出掛けることはしないで朝からだらだらと過ごした。
この日はとにかく温泉に何度も浸かって堪能したな。朝起きてすぐの入浴も他人に邪魔されず楽しめる事に感動した。雨が降るって予報だったし、前日よりも空気が冷たくてゆっくり入るのにちょうど良かったし。
兵長は例によってオレが入っていた事には気付かなかったらしい(笑)

いつも寝起きの兵長はふにゃふにゃで可愛いんだ。あまり記憶もないみたいだし、本当に朝が弱いみたいだな。ゆっくり眠らせてあげたかったけど朝食の時間が近付いてきたから頑張って起床。
和食と洋食1人ずつにして半分ずつ食べたんだけど、朝食もまた美味しかった。
どれも美味しいんだけど、ここは米が物凄く美味しいんだよな…もう、兵長とずっとわいわい言ってたくらいめちゃくちゃ美味い。
つやつやでふっくらしてて、お米も炊き方も拘ってるのが伝わってきた。



昼間も何度か風呂に入ったり、お酒飲んだりしてるうちにあっという間に夕飯。
本当に記憶があまりないくらいに一瞬で時間が過ぎ去った。
夕飯は昨日よりも良いプランだったから楽しみにしてたんだけど、ちょっと想像以上に凄くて…驚くってレベルじゃなかった。量もかなり多くて瀕死状態になりつつ食べる。(勿体ない…)

お腹裂けるかと思った。本気で。


そんな状態だったから、本来ならこの後またbarに行こうと思っていたのに少し休もうとベッドに突っ伏してそのまま記憶が飛んだ。気付いたらもう日付を超えようとしている時間……。折角楽しみにしていた時間を潰してしまった。本当に兵長には申し訳ない…。

その後軽くシャワーを浴びてまたすぐに眠りについた。





ーー3日目ーーー

あっという間にチェックアウトの日。
美味しい朝食をゆっくり食べて、最後にもう1度温泉を楽しんでから宿を後にした。
この時凄く嬉しいことがあったんだけどそれは兵長が書くと思うからここでは伏せておくな。

スタッフさんに見送られて、割とすぐに来たバスに乗り込む。この日の目的地に直接行けるバスで、乗り換えなくていいからかなり楽だった。
序盤の山道で兵長が廃人みたいになってて恐ろしく心配だったけど、そこを抜けたら随分良くなったようで一安心。

お陰で予定より少し早めにホテルへチェックイン。休憩してから目的のリアル脱出会場へ。
進撃とのコラボだったから兵長と行けて嬉しくて、オレ自身も初めての常設型だったから2重でドキドキだった。



細かい話はネタバレになっちゃうから出来ないけど、進撃らしくてかなり面白かった。無事にクリア出来たしな。
…が、予想以上に身体を動かす公演で兵長にはかなり負担をかけてしまい…。終わった後かなり辛そうな兵長にここで2度目の反省……。少し休むことも考えたけど、ホテルのある駅に移動してしまった方が楽だろうとすぐに電車に乗り込んだ。
そして中の冷房で少しは体調がましになったらしい兵長に押し切られて結局そのままご飯も食べて帰ることに…。確かに最初よりは顔色も良くなったけど…あまり無理はして欲しくないかも…。


ご飯のあとはホテルに戻ってすぐに休んだ。
…オレが……。
兵長がシャワー浴びてくるまでは起きてられたのにな。その後うとうとして…記憶がない………。




ーー4日目ーーー

前日の事もあって、この日はホテルを出たらご飯だけ食べてすぐに解散することにした。
店に行くのに暑い中兵長を歩かせることになって自己嫌悪しつつ、なんとか店に到着。
店内が死ぬほど暑くてむしろオレの方がへばってて申し訳なかったな…。

しっかりケーキまで食べ終えてからその日は帰路についた。

ご飯食べつつ色々話してて、やっぱり兵長と居ると楽しいし安心するなぁとぼんやり考えてた。こんな風に話せる相手ってなかなかいないから、それだけオレが兵長に対して安心しきってるってことなんだろうな。

今回のことも、最近オレが疲れてるのを気遣ってくれてあまり色々動かない旅行を計画してくれたし。
そういう優しさがとてもあったかい。いつもありがとうございます。


長くなったけど、今年の旅行もとても楽しい思い出になった。来年はどこに行こう…むしろ行けるのか(休みとか合わせるのに)不安でもあるけど、また色々と考えて行きましょうね!!




2016/06/25 17:39
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