※豪炎寺修也さんと、生まれたときから女の子な円堂守さん。
※二人は幼馴染でお家が隣同士。
※修也さんには美人の彼女さんが居ます。
※でもすぐ別れます。
※結局は豪円です。

それでもOK!という方はどうぞー!





俺の幼馴染の円堂守という子は、明朗活発を絵に描いたような子で
竹を割ったような気持ちのいい性格、女だてらにサッカー部キャプテン
そんじょそこらの男子よりはるかに男前な
そんな子だった




あの子は女の子




「仕方ないだろ…ああ…じゃあな…」


はぁああと盛大な溜息を吐いて電話を切る。
つい1週間前に学年一美人と名高い女子に付き合ってくれと言われ、一度は断ったものの、
クラスの男子からの「何で断ったんだ!」「もったいない!」という羨望と、若干の憎しみを込められた眼に睨まれ、
その迫力に押されてなんとなくお付き合いというものを始めてみたものの…


もう無理だ…めんどくさい…


ばふっと顔を布団に埋めてもう一度溜息を吐く。


「また例の彼女さん?」


可笑しそうに笑う声が聞こえて、がばっと布団から顔を上げる。
声の聞こえた方を見れば、向の家の窓の手摺に両手を乗せて嬉しそうに笑う女の子の姿が。


「守…」


俺が疲れたように名前を呼べば、一層可笑しそうに細められる少女の目。


「明日の練習の事でなんか言われたんだろ?」


うししと可笑しそうに笑う。
そんな守をじとっと睨む俺。


「そうだよ。例によってサッカーと私、どっちが大切なのよ!だってさ…めんどくせぇ…女って…」


そう言って溜息を吐く。
守は、そんな弱りきっている俺を、ニコニコと見つめて


「修也はサッカーバカだもんな!」


爽やかにそう言い放った。
全く…人事だと思って…

「お前にだけは言われたくない…」


恨めしげに守を睨む。


そうなのだ。
この円堂守という女の子は、この辺でも有名なサッカーバカで、女だてらに中学男子サッカー部キャプテンを勤め上げ、その実力と熱意たるや、大人すら唸らせるほどだ。
この円堂守が、我が校の男子サッカー部入部の際の話は、今も伝説として我が校に語り継がれている。


「約束だからな!監督含む部員全員のシュートを止められたら、サッカー部に入れてもらうからな!」


そうゴールを背に高らかに宣言し、そして見事監督含む我がサッカー部の怒涛のシュートの嵐をとめて見せたのだこの女は。
そんな無茶とも言えるほどのサッカー馬鹿に、サッカーバカと言われる筋合いは毛頭ない。

俺の視線を受けた守は、これっぽっちもひるんだ様子もなく


「あはは!違いないや。でもさ、彼女さんの気持ちも考えてやれよ。お前のこと大好きで仕方ないんだよあの子」


そう言ってコロコロと笑った。


「は…どうだか…」


笑う守とは裏腹に溜息を吐いて明後日の方を見つめる俺。
世の中の女がみんな守みたいだったらよかったのに…
そんなどうしようもない事を考えてしまう。

守はああ見えてものすごく気配り出来る。その上皆に分け隔てなく優しいし、あいつの馬鹿みたいな前向きさは、こっちの気持ちまで元気にしてくれる。
こいつなら、自分と何かを比べて、どっちの方が大事なんだなんてつまらないこと絶対に聞かない。
相手の大事な物も全部ひっくるめて相手のことが好きなんだと笑う。
そういう奴だ。
そんな守に、小さい頃から俺は幾度となく救われてきたわけだが…

もう一度大きな溜息を吐く。
もう無理だ。明日別れを切り出そう…


「元気出せよ修也。今日お前の家誰も居ないんだろ?こっちもなんだ!母ちゃんがカレー作ってくれてるんだけど、一緒に食べよう!」


がっくりと項垂れてしまった俺を困ったように見つめる円堂。
ゆったりと視線を上げて円堂を見つめる。


「行く…」


そして、力なくそう呟いて、俺は重たい腰を上げた。


家がお隣同士で部屋同士も真正面。
昔から家族ぐるみで仲が良かった俺の家と円堂の家。
昔はよく窓伝いにお互いの部屋を出入りして、危ないと両方の親に怒られたもんだ。

がちゃりと玄関の扉を開ける。
空を見上げれば、どんよりと分厚い雲が空を覆っている。
雲の間から時折白い閃光が光り、ゴロゴロと不穏な音を立てている。


(これは一雨くるかな…)


明日の練習に差し支えなければ良いが…
そんなことを思いつつ、円堂の家に急いだ。


「守」


「いらっしゃーい!上がって!」


ガチャリと扉を開けて、名前を呼べば、姿は見えないが元気な声が聞こえる。
台所の方から聞こえたから、きっと今カレーを温めているのだろう。

「お邪魔します」と一声かけて靴を脱ぐ。
歩きなれた廊下を進み、美味しそうな匂いのするほうへ向う。


「今日は夏野菜カレーか?」


「おう!」


鼻歌を口ずさみながらお玉を回す円堂の後ろからひょいと鍋の中を覗き見る。
ぐつぐつと美味しそうな音を立てながら踊るカレーの中には、にんじんやじゃがいもの他に茄子などの夏野菜が入っていて、とてもおいしそうだ。
美味しそうではないな、実際に円堂のおばさんの作る夏野菜カレーは、これでもかというほど美味い。


「…腹減った…」


ぼそりと俺が呟くと、円堂は、あははと可笑しそうに笑って


「皿にご飯乗っけて待っててくれよ。できたら持って行くから」


そう言って俺を見上げた。
ん?見上げ…た…?


「どうした?」


大きな茶色い目をくりくりと瞬かせ、固まってしまった俺を不思議そうに見つめる円堂。
その声に、ハッと意識を引き戻される。


「すまん。なんでもない」


「変な修也」


あははともう一度可笑しそうに笑って、カレー鍋に視線を戻す円堂。

イヤにどぎまぎしながら食器棚から皿を出す。
最近、円堂の隣に並ぶことがなかったから気が付かなかったんだ。

あいつ、あんなに小さかったっけ…

確か、入学式の時は俺と同じくらいの身長だったんだ。
というか、ちょっとだけ円堂のほうが高かった気がする。
それがどうだ。
今では、俺の頭半個分小さい円堂。
そのことが、なんだかくすぐったいような、変な気持ちになる。
なんだこれ…俺は男だから、円堂より背が高くなるのは当たり前なのに、なんだってこんなに焦ってるんだ…?

2枚の皿にほかほかのご飯を盛り、居間に向う。
昔ながらの畳の床は、素足に心地いい。
その畳の部屋の真ん中にあるテーブルにご飯を置き、胡坐をかいて座る。
なんだかソワソワして落ち着かない。
俺を見上げる円堂が頭から離れない。
あいつ…あんな小さかったっけ?
あいつ…あんなにまつげ長かったっけ…?
あいつ…あんなに可愛かったっけ?

妙な焦燥感に苛まれ、ぐしゃぐしゃと髪を掻き毟る。
一体俺はどうしたっていうんだ…


「お待たせー!」


俺がテーブルに両肘をついて頭を抱えていると、元気な声が聞こえる。
声の聞こえた方に振り替えれば、圧力鍋を持った円堂が嬉しそうに立っていた。


「出来たぜ修也ー!」


そう言って、鍋敷の上に圧力鍋を下す。
ほかほかと温かそうな湯気と、スパイスのなんともいえない匂いが鼻をくすぐる。


「今日のカレーは自信作だって母ちゃん言ってた!早く食べようぜ!」


そう言って、嬉しそうに俺にスプーンを差し出す円堂。


「サンキュ…」


俺は、なぜだか円堂の笑顔をまっすぐ見れなくて、俯きがちにスプーンを受け取った。





「あ、雨降ってきたな…」


カレーを口に運びながら呟く。
先程まで、静かだった家の外が、ざぁあという水の音でいっきに騒がしくなる。
外は結構などしゃ降りだろう。


「ほんとだ…明日の練習大丈夫かな…」


もぐもぐと口を動かしながら心配そうに窓の外を見つめる円堂。
さっき、俺が空を見上げた時と同じ感想を口走る円堂に笑いがこみあげる。

全く本当にお前は予想を裏切らない感想をくれるなこのサッカー馬鹿め…
そのサッカー馬鹿と同じ心配を、俺もしたのだから、人の事言えないわけだが…

目の前の円堂は、窓からカレーに視線を移す。
ちょうどその時

ゴロゴロゴロ

鳴り響く雷の音。
美味しそうにカレーを口に運んでいた円堂がぴくりと固まる。


「どうした?」


不思議そうに円堂の方を見れば、こわばった顔で笑う。

なんでもない

円堂が、引きつり笑顔でそういおうとした瞬間

ガラガラガラドーン!


「ぎゃああああ!」


一際大きな音を立てて雷の音が鳴る。
瞬間、円堂は悲鳴を上げて、テーブルの下に潜ってしまった。


「大丈夫か?」


慌てて円堂が潜ってしまったテーブルの中を覗きこむ。
そこには、まん丸になってガタガタ震えている円堂の姿。


「お前…雷平気じゃなかったっけ?」


震える円堂をマジマジ見ながら不思議そうにそう声を掛ける。
昔、台風で幼稚園が休みになった時、この女の子は、雨合羽に長靴という気合の入った出で立ちで、「稲光、見に行こうぜ!」そう言って満面の笑みで笑ったのだ。
当然、その計画は、俺と円堂の両親の前におじゃんになったのだが…
クラスに1人はいるだろう、雷や台風が来るとテンションが上がる奴。
円堂はまさにそういうタイプの人間だったはずだ。

俺の問いかけに、うずくまりながら、視線だけこちらによこす。
その目は若干涙目だ。


「昔はな…でも、小4くらいの時に鉄塔広場の裏山に雷落ちた事件覚えてる?」


ゆっくりと口を開く円堂。
鉄塔広場の事件…?
円堂にそう言われて、記憶の糸をたどる。


「鉄塔広場の裏山に雷が落ちて、女の子が一人広場に取り残されたあれか?」


俺が、そう聞けば、こくこくと首を縦に振る円堂。


「鉄塔広場に取り残された女の子…」


そう言って、恐る恐ると言ったように片手を上げる。


「マジで…?」


「サッカーの特訓してたんだよー!そしたら後ろですっげぇ光って、急に大きな音がして、木が倒れてくるし、火事になるし、誰も居ないしすっげぇ恐かったんだよー!」


その日からトラウマなの!!


そう言ってやけくそ気味に叫ぶ。
知らなかった…鉄塔広場でそんな事故があったことは知っていたが、その被害者の女の子がまさかこの円堂だったなんて…
円堂のことだ、きっとサッカーに夢中で逃げ遅れたなんて、恥ずかしくて今まで必死に隠し通してきたのだろう。

ゴロゴロとなる雷。
まん丸にうずくまる円堂。
いつものかっこいい円堂からは想像できないその可愛らしい姿に、知らず笑いがこみ上げてしまう。


「笑うなよ!」


きっと俺を睨みつける円堂。
そんな涙をいっぱいに溜めた眼で睨んだって、ただただお前が可愛いだけなのに。


「いや、悪い…サッカーの特訓に夢中で逃げ遅れたって言うのがあまりにお前らしくて…」


くつくつと笑いを堪えながら言葉切れ切れに伝える。
円堂は、そんな俺の態度に何か言いたげだったが、またゴロゴロとなり始めた雷に「きゃっ…!」と短く叫んでうずくまってしまった。


「守」


「なんだよぉ…」


なるべく優しく声をかける。
すると、円堂は目に涙をいっぱいためてこちらを見つめる。
その目をしっかりと見つめかえして、こいこいと手招きをする。


「?なんだよ…」


そろりそろりとテーブルの下から出てくる。
こちらを訝しげに見つめている円堂の手を取って、こちらに引く。


「わっ…!」


そう短く声を上げて、ぽすっと俺の胸に顔を埋める。
腰に手を回し、俺の腕の中に閉じ込めた。


「しゅ…修也…?」


「恐いんなら、目瞑って俺の心臓の音だけ聞いてろ。怖くなくなるから。」


少し慌てたように体を離そうとする円堂。
その逃げる腰を、回した手に力を込めて阻止する。
同時に、ガラガラと雷の大きな音がして、声にならない叫びを上げた円堂が俺の胸にすがりつく。
手を掴んでいた腕をそっと背中に回して、ぽんぽんと撫でてやる。
俺の服の裾を握りしめて、震える円堂が愛しい。

昔、可愛い可愛い妹が雷を恐がった時、母がこうしてやっていたのを思い出したのだ。
俺が何をしても恐がって泣きやまなかったのに、母がこうしてあやしていると、みるみる妹は泣きやんで寝息を立て始めた。
心臓の音は、人を落ち着かせる効果があるんだと、父からそんな話を聞いたのもその時だ。

ゴロゴロとうるさい窓の外。
雷が派手に大きな音を立てて、短い悲鳴が上がる。
その背中を「大丈夫大丈夫」といって撫でる。


「修也…」


涙声で俺の名前を呼んで、俺の胸にすがりついていた円堂が俺を見つめる。
じっと俺を見つめるその瞳は、涙をいっぱいに溜めて不安げに揺れている。


「大丈夫だ。俺が居るだろ」


その不安げな瞳から視線をそらさず、低い声で囁けば


「うん」


安心したようにふわりと笑ってくれた。
その拍子に、目に溜まっていた涙が一筋円堂の頬を滑っていく。

円堂の涙を見るなんて久しぶりだ。
いつもは、悲しくてもぐっとガマンして強がるから…俺の前で位泣いても良いのに…そういえば、昔は結構泣き虫だったよな…

そう思いながら背中を撫でていた手で涙を拭ってやる。
一瞬戸惑いながら、伏せられる目。
その瞳のまつ毛は、涙でうっすらと濡れていて、ドキリと胸が高鳴った。


「ありがとう修也」


そう言って笑う円堂の顔は、サッカーをしている時とも、教室で友達と楽しそうに話をしている時ともまるで違う。
甘くて蕩けそうな笑顔だった。

かああああ

初めてみるその顔に、体が熱くなって、心臓がドクドク脈を打ち始める。
まともに円堂の顔を見ていられなくなって、ばふっと円堂を胸に沈めた。


「修也の心臓…さっきより早い…」


「うっせ…」


俺の腕の中でもごもごとしゃべる円堂。
俺はもう体中熱くて恥ずかしくて心臓が苦しくって、円堂の華奢な体を閉じ込める腕に力を込めて、何とかそれだけ言うので精いっぱいだった。

ああ…なんだって俺は今まで気がつかなかったんだ…

掴んだ腕の柔らかさも
飛び込んできた体の軽さも
回した腰の細さも

円堂がいつもあんまりかっこいいから、気が付かなかったんだ。

俺の腕の中にすっぽりと納まってしまう小さな身体も
雷の音が響くたびに震える肩も
俺の服の裾を一生懸命握る手も

何もかもがこんなにも愛おしい。

何だって俺は気がつかなかったのだろう
ドキドキと高鳴る心臓も
顔の熱さも
俺の円堂に対するこの気持ちも

腕の中の温もりがどうしようもなく女の子だったということも






次の日、彼女に別れを告げにいった。


「悪い好きな人が居て…」


そう言って頭を下げる。
けれど、許してもらえるはずがない。
気持ちに気付いていなかったとはいえ、他に好きな人が居るのに付き合っていた
だなんて…
泣かれてしまうだろうかと、恐る恐る頭をあげる。
すると、目の前の彼女は、呆れたような顔をして軽くため息をついた。


「円堂くんでしょ?」


何を今さらとでもいうようにさらりと言ってのける女子に、目を見開く。


「なんで…?」


俺が眼を見開いて尋ねる。
すると、彼女は勘弁してよとでも言うように溜息を吐いた。


「ずーっと前から知ってたわ。豪炎寺くんが円堂くんを好きなこと…だってあなた、
彼女の事を見詰めてる時だけすっごい幸せそうな顔するんだから」


そう言ってちらりとこちらに視線をやる。


「あなた、気持ちに気付いてなかったみたいだから、私が絶対に振り向かせてやろうと思
ったけど…無理だったみたいね」


そう言って困ったように笑って、さっと踵を返した。


「あ…えーと…」


「円堂くんが好きなんでしょ?私とはお別れ!解かってるわ」


突然歩き出した女子を前に戸惑う俺。
そんな俺の声を受けて、こちらを振り返った彼女はきっぱりとそういった。


「あー悔しい!こんないい女振ったら一生後悔するんだから!」


と言って、心底悔しそうな顔をして


「私を振ったからには、円堂くんのこと、幸せにしてあげてね」


とても綺麗に笑った。






「豪炎寺ー!」


元気いっぱいに俺を呼ぶ声にドキリとする。
振り向けば、案の定大きく手を振って廊下をかけてくる円堂の姿が。


「どうした?円堂…」


学校では、名前で呼びあうのがなんだか気恥かしいので名字呼び。
どちらかともなく自然とそうなった約束だが、自分の気持ちを確認してからは何だか歯がゆい。
そんな自分勝手な思いを抱きつつ、円堂を名字で呼ぶ。


「やっぱり今日、昨日の雨でグランドが使えないから部活無しだって!最悪だ…」


パタパタと俺に駆けより、そう言って肩を落とす。
心の底から残念そうなその様子に頬がゆるむ。


「まぁそう落ち込むな。染岡から借りたDVD一緒に見ようぜ。昨日のサッカー特番」


「いいのか!?」


俺がそう言った途端きらきらと目を輝かせて笑う円堂。


「ああ。お前の好きなはちみつドーナツも付けてやるよ」


「ほんとに!?わぁー!ありがとう豪炎寺!」


飛び跳ねて喜ぶ円堂につられて俺も微笑む。


「じゃあ、HR終わり次第昇降口集合な」


俺がそう言えば、嬉しそうに頷く円堂。


「じゃあまた放課後な」そう言って片手を上げて、自分の教室に帰ろうとした瞬間。


「円堂…?」


ふいに学ランの裾を引っ張られる感覚。
不思議そうに後ろを振り向けば、そこには円堂が居て


「ほんとにありがとう…修也」


そう言って、ふわりときれいに笑うから


(やべぇ…)


そう心の中で呟いて、赤い顔を隠すように片手で覆う。


俺の幼馴染の円堂守という子は、明朗活発を絵に描いたような子で
竹を割ったような気持ちのいい性格、女だてらにサッカー部キャプテン
そんじょそこらの男子よりはるかに男前で

気立てが良くて気配り上手
誰にでもわけ隔てなく優しくて
鉄壁のゴールキーパーを誇るその腕は思った以上に柔らかくて
授業中居眠りをしている時に伏せているまつ毛は長くてきれいで
夏服のカッターシャツの中に隠れている腰は、びっくりするくらい細くて
誰よりも一生懸命で泣くのを我慢してみたり

誰よりも男前なくせに、実はこんなにも甘くて可愛い女の子だなんて…そんなの反則だ。







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いつもお世話になりまくっている「FINE」のりっつさんに押し付ける
「豪円♀で豪炎寺が円堂さんを女の子なんだなぁって意識しちゃう瞬間」です!
ああああもうりっつさん!あああああもうりっつさん!(なぜ2回言った)
なぜそんなに私の好みをご存じなんですか好き!←
私も、男の子が、「あん!こいつ女の子なんだな☆」って意識しちゃう瞬間ってたまらん大好きです!!!!!!
そして、己の欲の赴くまま書き連ねた結果こんなことに…
…これは…なんか違うぞ…???汗
途中から私の中の萌のパトスがおかしな方向に進んで行きました…
すみません本当…書いてる本人だけが楽しい小説になってしまったようなそんなような…汗汗汗
あの、お気に召さなかったらおっしゃってくださいね…!!!何回でも書きなおします!ずばばばばばと!ずばばばば!と!





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