人生イージーモード | ナノ



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「あっ!卑怯だぞイルーゾォ!」
「ふはははは!!ゲームに卑怯も何もねーぜ!!!」
「うるせーんだよてめーらッ!!」

あれからリーダーにメローネを紹介した。例の私を組織に入れてくれた(?)幹部さんにリーダーが取り次いでくれて無事メローネも暗殺チームの一員だ。
いやー長かったね、うん。
そして今はメローネを交ぜてギアッチョと三人で大乱闘スマッシュブラザーズDXで対戦中だ。

「ああっ!だからカキーンってそんなおれのサムスが!」
「ピンクの悪魔はカービィだと相場が決まっているが、おれは断然プリンだと思うね!!DXに限り!ってああやめてアイスクライマー!」
「イルーゾォてめーマジにうるせーんだよーッ!」

私のプリン(赤いハイビスカス付き)がメローネのサムスに下Bもといねむるを華麗に当てて画面外に吹っ飛ばす。ここで忘れてはならないのがギアッチョのアイスクライマーだが、プリンが目覚める前にスマッシュを出され程よくダメージが溜まっていた私のプリンは吹っ飛ばされてしまった。

「だが!プリンには!全キャラ最高の復帰性能がある!!」
「うぜええええ!!」
「……ギアッチョ、手を組まないか?」
「いいぜぇーメローネ!こいつをブッ殺してやる!!」
「ブッ殺すと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!ってあああああプリーンッ!!」
「お望みどおりブッ殺してやったぜーッ!!」
「ざまあみろッ!」

華麗に空から舞い戻ったプリンがギアッチョとメローネにボコボコにされる。ブッコロサレタ。ちくせう!兄貴の名言を言っている間にそんな殺生な!

「って、今更だけど、何でDXなんだ?Xじゃダメなのか?」
「何でって単純にXじゃプリンのねむるの威力が低くなってるからですけど?あと操作性。DXは上級者向けでよろしい」
「そりゃー言えてるぜ」
「なるほどね」

さて、もうそろそろ決着がつくだろうし、これが終わったら久々に任務からかえって来る兄貴に何か用意しておこう。
何がいいかな?そんなときはホルマジオ兄さんに聞いてみよう!


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