人生イージーモード | ナノ



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※今回も少々マニアックです。テイルズオブシリーズが出てきます。




「くらえ!ハイドレンジア!!」
「ぐあああクソッ!!!」

たった今あや様の13連鎖でギアッチョのアルルにとどめをさしました。
任務の後ただひたすらギアッチョとぷよぷよ。そろそろ目が痛くなってきたというか疲れた。あ、言っとくけどぷよぷよって頭つかうから疲れるんだぞ!?

「おれそろそろ休憩するけどギアッチョは?」
「まだやる」
「お、おおう」

ギアッチョは即座にWi-Fiに接続し始めた。はやい。じゃあ私はギアッチョのプレイを見ながら他のゲームでも漁っていよう。
そう思ってゲームの棚を確認する。と、こ、これは!

「テイルズではないですか!」
「は!?おまえテイルズもすんのかよ!」
「大好き!おそらくRPGでは一番好きだ!」
「まじかよ!」
「ってギアッチョ相手見つかった」
「おう」

とりあえずシリーズ全作が並ぶ棚から「テイルズ オブ ジ アビス」を手に取る。
こっちにあることすら知らなかったなあ。普通に暮らしてたころは金に余裕なんてあんまなかったし、わがままも言えないしね。
さ、ギアッチョの対戦見て、それが終わったらアビスしよう。
ちなみにシリーズ通して一番好きな作品はアビスです。ストーリー的な意味合いで。
戦闘はD2とGがいいな。あとX2のルドガー空中コンボは反則。Vだとジュディスだけ別のゲームっていう。
……うん、この辺にしておこう。

ギアッチョが積みながら隙をみて凝視する。もうそろそろどちらも組み終わることだと思われる。あ、相手が発火した。ギアッチョはあと緑がくれば発火できるが……ネクネクにも見当たらない。まあまだ時間はあるし、連鎖を崩さないようにごみ処理して発火するのだ。
いけるいける、ギアッチョそれ一連鎖伸ばせる。そして私が思った通りに伸ばし、ギアッチョが無事発火。
というわけでギアッチョの方が一連鎖多く、勝利。やったね!

「さ、アビスやろう」
「これ2本先取だから」
「」

あぁんまりだぁっ!これはひどい。
……仕方ない、終わるまで待とう。そんなに時間もかからないし。
でも早くアビスやりたいです。久しぶりにルー君に会いたいです。




「あー、またやってるね」
「おかえりジェラート、ソルベ」
「ああ、ただいま」
「あいつらもよくやるよなぁ……何言ってるかサッパリだしよォ」
「仲良いからいいじゃねぇの」
「それもそうか」


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