ミスタと寂しいジョルノ♂
成り代わり主はすごく寂しがりやっていう話。
ゴールド・エクスペリエンスが結構な確率でジョルノにべったりくっついて描かれているのでもしかしてジョルノは寂しがりやなんじゃ…?という妄想の果てに生まれたひどい話。 護衛チは生存でも死亡でもどっちでもいいけどたぶん死んでいるんだろうなって思ったらすでに涙が出てきました。
「何をどうしても、最期には必ず別れなければならない。それなら、誰かと共にいる幸福を知ってしまう前に、死んでしまう方がずっと楽だ。誰かと共にいるなら、独りでいたい。だって、みんな、死んでしまった」 「オレらと一緒に戦ったこと、後悔してんのか」 「いえ、そうじゃないんです。でも、あなたも、いつかは僕を……」 「変なことうだうだ考えんなって。要するによォー、オレがジョルノより長生きすればいいって話だろ?それならおまえは寂しくないぜ。死んだ後のことは知らねーけど」 「……あなたって、バカですよね。わかってましたけど」 「なんだとォ!?」 「ふふ……それなら、最期まで、僕と共にいてくださいね、ミスタ」 「おう」
ただひたすらジョルノ主の寂しさをミスタが和らげてあげたい話。 主は寂しがりやなんじゃないか、って気づいたミスタは心臓がすごくいたい。誰だよこいつをこんなにしたのは。 たぶん主はミスタの言葉を信用してない。ミスタを信頼はしているけど信用はしてないんじゃないかな、だって絶対とかないんだし。 なんとか二人とも6部終了まで生き残って二人でわけもわからないまま一巡してるのではないだろうか。
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