人生イージーモード | ナノ



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そういうわけで一度ターミナルから出て人目につかないような場所に移動。
未だに警戒を解かないメローネはベイビィに私たちを監視させている。
そりゃあそうか。得体の知れないスタンド使い×2を相手にして警戒しないほうがおかしいですよね。
ちなみに移動はバラバラに。メローネも私たちのことが気になるのか逃げるようなそぶりはなかった。
あと鏡はまだメローネに知られるわけには行かないからっていう理由もあって使用を断念。あれが一番安全なんだけどなー。

「……それで、キミたちはどこの組織?」
「パッショーネ」
「オイッ!!」
「ごめんなんか大丈夫だと思ったんだよだからホワイトさんやめて」

勢いでパッショーネって言ったらギアッチョに怒られた。いやね?だってメローネだし大丈夫かなって。あと所詮イージーモードだsメタ発言は止めておきましょう。

「パッショーネって本当かい!?」
「え、うん」
「すごいッ!ディ・モールトいいッ!最高だ!!」

えーと?なんか?メロンさんの喜びが有頂天。
生ディ・モールトいただきましたーッ!!最高にハイってやつだァー!!

「実はオレ、パッショーネに入るのが夢だったんだ!!」
「まじか」

予想外です。え?え?メローネさん実はパッショーネに憧れてたフラグ?
どんなフラグだよ。超素敵なおかっぱ上司にご飯もらったわけでもないのに?ディ・モールトわけがわからないよ。

「というわけでオレを幹部に紹介してほしいんだ」
「よしきたドンとこい」
「まてよ」

私は止まらないッ!
ギアッチョを振り切ってそろそろ迎えに来てくれているだろうマジオの元にレッツゴー!!
ふははははは!これで暗チメンバーが残り一人だ!
目の前にマジオを発見!これでかつる!おれはメロンと二人で行くぜギアッチョ!

「元の場所に返してきなさい」

メローネは捨て猫か何かか。




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