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荒木荘に辿りついた大統領♂

ブラックモアとお茶していたらいつのまにか荒木荘にいた大統領成り代わり。

原作知識有で原作終了後の話。
遺体なんてそんなおっかないものいりませんよって言ってSBRレースの援助はするけど遺体にはノータッチ。
そのせいで遺体関係で人が死ぬことなくレース終了。
なぜかジョニィ、ジャイロ、ディエゴに懐かれる43歳独身。スカーレットは妹だった。おそらく前世は女。
あとピザじゃない。大事だから何度も言うけどピザじゃない。美人さん。
ピザにはなりたくなかったから体形とお肌、健康には気をつけていた模様。

こんな成り代わり主がブラックモアとお茶していたらいつの間にか荒木荘にいましたよって話。
あれ、今私ブラックモアとお茶してたよねなんで?みたいな。
それとなくというか相手によってモロBL展開。
主の血は甘いとか、ね。DIOに狙われ続ける日々。カーズ様には抱き枕にされる。というか常に抱きしめられている。頬ずりとかされまくってる。ディアボロからは都合のいい時だけ救世主のように見られている。現金な奴。ドッピオは可愛がっていたら懐かれた。かわいい。前世が一般の日本人だったため数少ない常識人として吉良に頼りにされている。ふたりで料理作ったり。プッチとはディスク(CD、DVD)収集仲間。ディエゴまで来てしまった日には恐らく荒木荘は全壊。
下手したらブラックモアとかディエゴとか7部勢は全員ヤンデレ。ジャイロはちがうかな…?




DIO主(きわどい)


覆いかぶさってくる巨体を押しのけようと腕を突っ張るが重くてちっとも動かない。頭上から「無駄無駄ァ」と笑う声が聞こえて大げさに眉をしかめる。それを見てDIOはまた笑ってさらに身体を寄せた。

「フン、食い殺されたくなければ大人しくしていることだ」
「いい加減にしろ……ッ」

スタンドを出すこともできるが、そうした瞬間、私は死ぬことになるだろう。DIOに時を止められ、腹を殴られるか血を吸い尽くされるかして。尤も、スタンドを出していないからこそ、この抵抗は赤子の戯れのように扱われているのだろう。私は刺されてしまえば最後、きっと原作でディエゴに追い詰められたように殺されてしまう。
何よりどういうわけか、隣の場所に行くことができないのだ。これでは本当に一度で終わってしまう。
これがディアボロだったなら特に問題はなかっただろう。ただ痛いだけで何度でも復活してくるからだ。一度死ねば終わりの私は今死ぬわけにはいかない。何としても元の世界に帰って国の未来を導かなくてはならないからだ。
つまり、抵抗する術はないに等しい。

「もう抵抗しないのか?」
「無駄に体力を消耗するだけだ」
「フ、年か」
「貴様には言われたくないぞ」

首筋にDIOの顔が埋められる。ふわりとした金糸がくすぐったい。滑る舌の感触が背筋をぞわりとさせた。
そもそもなぜこういう状況になっているのかと言うと、全てはこの荒木荘でDIOと二人きりになってしまったことが原因だ。
不本意だが、いつもは大体カーズに抱きしめられているせいで滅多なことがない限りDIOは近づいてこない。常識人同盟の吉良がいれば全力で止めてくれるしディアボロがいればそっちに群がっていく。プッチがいればDIOは二人で話を始める。つまり何かと守られている。
しかし今日は偶然だが誰もいなかった。ディアボロもいつもは引きこもっているくせにどうして今日に限ってドッピオになって外に出ているんだ。今頃吉良と仲よくお買い物だろう。

「…………随分余裕だなァ?」
「ッ!」

がり、と音がして皮膚が食いちぎられる。ざらざらとした舌が傷をえぐって血を吸う。痛いはずなのに、甘い痺れが身体を走った。
思わず声が漏れそうになった口を咄嗟に手で覆う。DIOの綺麗な手がもう片方の私の手を絡めとる。室内ではTシャツとジーパンというラフな格好が徒となった気がした。
DIOの吐息が肌に熱を溜めていく。

「貴様の血は甘いなァ、ファニー」
「、ぁっ…ん…でぃ、…っ」

止めようと名前を呼んでも自身の声とは思えないような喘ぎが邪魔をする。恥ずかしくて出さないように手で押さえるのに必死だ。
じわりと汗が滲む。火照る身体が忌々しい。恐らく頬も上気しているだろう。生理的だとはいえ涙まで出てきてしまっては、もうどうにもならないように思えた。

「貴様に天国を見せてやろう、」

歪んだ視界にDIOの妖艶な笑みが映りこむ。やんわりと口を覆う手を外され、貴様は天国を見たことがあるのかという皮肉は酷く甘い熱にかき消された。






Tシャツにジーパンでもファニーちゃんはエロいと思う。
でもあの完全防備の衣装もそれはそれでエr自重します。43歳であれはない。
大人しく血を吸われてもらうために主には隣の世界への逃亡を制限させていただきました。
DIO主というよりDIOファニのようなそんな欲望全開な話でした。誰得って俺得ですよ。


20130914/21:24

comment(1)
mae :: tsugi