18禁(表) | ナノ




白くて甘い 2


「ねぇさっきくれた飴、何の飴だったの?」


しばらくして部屋にやってきたリードに苺でもないし葡萄でもないしさ、と告げると内緒です、と言われる。


「ま、いいか。じゃ、早速食べよう!!」


「はい、ムツ君」


二人はケーキをお皿にとってフォークでつつき、一口食べた。
口の中に甘い味が広がる。


「んーっ!!おいしーっ!!」


「おいしいですね…」


ムツはニコニコ笑いながら、とっても美味しそうにケーキを口に運ぶ。リードはその様子を幸せそうに見ていた。


「ん、何?」


リードの視線に気づいたムツが、不思議そうにこちらを見る。


「いえ、そろそろ効いてくるかな、と思いまして」


「そろそろって何が…。んんっ!」


リードは少し強引にムツにキスを仕掛ける。


「はぅ……ん…っ」


どんどんキスは深くなり、二人とも息が苦しくなって、唇同士を離した。
ムツは静かにベッドの上にあげられ、優しく押し倒される。


「ぁ、はぁ…、身体が熱い…」


「媚薬、効いてきましたね」


「は、ふぅ……」


恥ずかしそうにしながらも、待ちきれないようでムツは太股をすりあわせていた。


「リ、リード君…」


「それでは脱がしますよ」


リードはそういうとムツの衣服をすべて取り払い、自分は上だけぬいだ。



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