白くて甘い 2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ねぇさっきくれた飴、何の飴だったの?」
しばらくして部屋にやってきたリードに苺でもないし葡萄でもないしさ、と告げると内緒です、と言われる。
「ま、いいか。じゃ、早速食べよう!!」
「はい、ムツ君」
二人はケーキをお皿にとってフォークでつつき、一口食べた。
口の中に甘い味が広がる。
「んーっ!!おいしーっ!!」
「おいしいですね…」
ムツはニコニコ笑いながら、とっても美味しそうにケーキを口に運ぶ。リードはその様子を幸せそうに見ていた。
「ん、何?」
リードの視線に気づいたムツが、不思議そうにこちらを見る。
「いえ、そろそろ効いてくるかな、と思いまして」
「そろそろって何が…。んんっ!」
リードは少し強引にムツにキスを仕掛ける。
「はぅ……ん…っ」
どんどんキスは深くなり、二人とも息が苦しくなって、唇同士を離した。
ムツは静かにベッドの上にあげられ、優しく押し倒される。
「ぁ、はぁ…、身体が熱い…」
「媚薬、効いてきましたね」
「は、ふぅ……」
恥ずかしそうにしながらも、待ちきれないようでムツは太股をすりあわせていた。
「リ、リード君…」
「それでは脱がしますよ」
リードはそういうとムツの衣服をすべて取り払い、自分は上だけぬいだ。
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