18禁(表) | ナノ




抑えきれぬ衝動 2


「出したいんですか?ちょっと待って下さいね…」


リードはその言葉を聞いて、何を思ったか、机の中からバイブのリモコンを取り出した。


「強くすればイけますか?」


「ちがうっ、そういう事じゃなくてっ!!こりぇ、止めてっ」


「止めるのは無理です。イきたいのなら、イかせて差し上げますね……ムツ君」

リードはニヤリと笑うと、リモコンの"強さ"を最大にした。



「いっ、いやぁぁぁっ!!!」



今まで小さく一定間隔だったのが、急に強い振動に変わりムツは、イくのを堪えられるわけもなく、下着の中に精液を出してしまった。



「どうした、ムツ。居眠りしてて変な夢でも見たのか?」


思わず叫んでしまったムツに、今まで黒板に文字を書いていた先生が話しかけた。


「あぁぅ…なんで…も……らいん……れすぅ……」


ムツは舌っ足らずな言葉で返した。埋め込まれているバイブが、イっても止まらず、まだ中でも振動し続けているのだ。


「どうしたムツ?おかしいぞ」


「先生。ムツ君は具合が悪いようなので保健室に連れて行きます」


「あぁ、そうなのか?じゃぁ、頼むぞリード」


「はい」


リードは、ムツを立たせ、肩に腕を回し、ゆっくりと教室から二人は出て行った。

教室は二人が居なくなった後、またしん、と静まりかえった。



[ TOP ]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -