抑えきれぬ衝動 2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「出したいんですか?ちょっと待って下さいね…」
リードはその言葉を聞いて、何を思ったか、机の中からバイブのリモコンを取り出した。
「強くすればイけますか?」
「ちがうっ、そういう事じゃなくてっ!!こりぇ、止めてっ」
「止めるのは無理です。イきたいのなら、イかせて差し上げますね……ムツ君」
リードはニヤリと笑うと、リモコンの"強さ"を最大にした。
「いっ、いやぁぁぁっ!!!」
今まで小さく一定間隔だったのが、急に強い振動に変わりムツは、イくのを堪えられるわけもなく、下着の中に精液を出してしまった。
「どうした、ムツ。居眠りしてて変な夢でも見たのか?」
思わず叫んでしまったムツに、今まで黒板に文字を書いていた先生が話しかけた。
「あぁぅ…なんで…も……らいん……れすぅ……」
ムツは舌っ足らずな言葉で返した。埋め込まれているバイブが、イっても止まらず、まだ中でも振動し続けているのだ。
「どうしたムツ?おかしいぞ」
「先生。ムツ君は具合が悪いようなので保健室に連れて行きます」
「あぁ、そうなのか?じゃぁ、頼むぞリード」
「はい」
リードは、ムツを立たせ、肩に腕を回し、ゆっくりと教室から二人は出て行った。
教室は二人が居なくなった後、またしん、と静まりかえった。
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