欲望ロマンス 10
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ぁ…、あっ!」
こぼれ出す愛液をすくうように、ブースターの指が裂け目を撫で上げる。
そしてねっとりと濡れた柔肉を左右に押し開き、紅く色付いた粘膜を外気にさらけ出した。
「やっぱ興奮してんじゃん。すげーヒクヒク動いてる」
「やっ…! あっ、ああぁっ」
人差し指が、欲望にまみれヒクつく蕾の中へ沈んでいく。
たった一本の指が侵入しただけで膣内は狂喜に震え、甘美な快感を体中に駆け巡らせた。
「キッツ…。そんなにアイスにむしゃぶりつきてーのか」
「いやっ、あぁっ!…そんなんじゃ…っ」
「だから遠慮すんなって。…でも、先にこっちに舐めさせてやるよ」
意地悪な笑いを含んで囁くと、ブースターは包皮に包まれた小さな突起にピタリとアイスをあてがった。
「ぁあああっ!!」
鋭い快感が体の中心から脳天を突き抜ける。
あまりの衝撃にグレイシアは喉を仰け反らせて甲高い悲鳴を上げた。
今までにない大胆な反応に、潜めた欲情を煮えたぎらせながら、ブースターは膣から指を抜き出し肉芽を守る薄皮を剥く。
「あっ、いや…ッ!ああぁあっ!」
剥き出しにされた急所に直接冷気が突き刺さり、ビリビリとした電流が体の隅々を駆けていく。
ドクン、ドクンと鼓動を強め 膨張していく淫核。
叩き起こされた感度はみるみるうちに研ぎ澄まされ、アイスの冷たさを壮絶な快感に変えて体中に放つ。
「あっ、あああッ やだっ、やだぁっああ!ア、イスッ、離してぇ…っ!」
「嫌じゃねーだろ、めちゃくちゃ濡らしてるクセにっ」
「ふああぁあッ!!」
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