欲望ロマンス 9
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わき腹をくすぐったアイスはヒラヒラのミニスカートを飛び越え、太ももに移り渡っていく。
「だっ、だめ! そっちはヤダ…ッ!」
深く染み付いて放れない胸の冷却感。
この感覚がアソコで湧き起こったら…。
想像するだけで恥部が引きつり、グレイシアは力の抜けた脚をモタモタとばたつかせてブースターの手を振りほどいた。
「なんで?遠慮すんなって」
「そんなのしてな…っ、ふあぁあッ!」
前触れもなく下着を撫でた指先がグレイシアの抵抗を砕く。
熟れた柔肉はすでに愛液にまみれ、下着までもを熱く濡らしていた。
「こっちは早く欲しいってヨダレ垂らしてんじゃん」
指にじっとりとした湿り気を感じ、皮肉に呟くとブースターは一旦アイスを口にくわえて下着を掴んだ。
「や…、やぁ…っ」
まごつく腰元を押さえつけ、手早く下着を引き下ろす。
そして強引に膝を立たせ、瞳に蜜を光らせる淫らな果肉を映しこむ。
「もうビシャビシャじゃん」
「や、だ…っ、見ないでよっ…」
そこがどれほど醜猥に乱れ濡れそぼっているか、グレイシアは確認しなくともそれを酷く痛感していた。
もっと苛められたい、壊されてみたい。
と貪欲な本能を露わにする媚肉にブースターの視線を受け、鼓動を速める膣内が新しい愛液を生み出す。
「なんもしてねぇのにダラダラ溢れてきてんだけど。アイス当てられてそんな興奮したんだ?」
「ちっ、違…っ」
もう強がっても無駄だとわかっていても、羞恥心をごまかすためにグレイシアは無意識的に否定の言葉を吐いてしまう。
そういった態度がブースターの中の強欲をさらに燃え上がらせるとも知らず。
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