決して抗えぬ 5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「んぐぅ…ふかぁ…」
子宮口まで届いているそれに痛みを覚えてカイリューはぽろりと涙をこぼす。
その涙を舌で掬ってリザードンはなだめる様にカイリューを触っていく。
そうして段々と締めてくる感覚がゆるくなったのを確認してぬっとぎりぎりまで己を引いた。
「っ…!!」
そして、ずずっと奥まで貫く。
「っあああ!!」
それを繰り返し繰り返し、リザードンはカイリューをむさぼる。
射精感を堪えて堪えて貪って、頭が溶けそうなほどの快感を覚える。
「カイ、リューっ!…っあ!」
カイリューを呼んでやるとカイリューもそれに応えるようにリザードンの名を拙く呼ぶ。
掻き混ぜるように動いたり、上下左右滅茶苦茶に突いたり、緩急つけてぬるりと熱いカイリューの胎内の感触を楽しむ。
涙と涎と叫ぶような喘ぎを垂らして悦ぶカイリューはもう頭が真っ白だろう。
良い喘ぎ声が耳からリザードンを犯す。
「っ、出すぞ!」
「は、ひ、…もダメ、しんじゃ…!!」
死んでしまうと、その言葉にぷつんと理性が飛んだリザードンは奥を打ち付けるようにして、カイリューの中にどぷりと欲を放った。
「…酷いです」
身体をきれいにして、それまで一言も口を利こうとしなかったカイリューの第一声はそれだった。
毛布を被り、小山のようになったカイリューのご機嫌をあれこれとろうと頑張ったリザードンは、そんな第一声だったが喜んだ。
「何がだよ。いい加減、こっち向いてくれよ…」
「何が、ですって!?私はイヤだって言ったのに!!変な服着せられるわ拘束されるわ何だか変態行為をされるわ!!…絶交です!!」
「するなよ!!俺は、お前の事愛してるんだから絶交なんてされたら死んじまう!」
絶交の一言にあせったリザードンは小山を、もといカイリューを抱きしめて耳元らしき場所めがけて流し込むように言う。
「大体、蝋燭とか!!ありえません!!」
「やってみると案外はまるぞ!!つぎはお前がやってもいい」
「いりません!!二度としないでください!!」
ギッとついにこちらを見た(但し睨みつけている)カイリューにリザードンはほっとした。
こちらを見るようになったらもう、そこまで怒っては居ないだろう。
ちゅ、と軽くキスをしてその身体を再度抱きしめた。
END.
100710
アデル様のサイトとの相互記念。
色違いということをこれでもかという位活かせていないのですが、NLで玩具攻めをちょっと頑張ってみました(言い訳)
改めまして相互ありがとうございました!
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