決して抗えぬ 3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あああああっ!?」
ぶぶぶ、と奥で震える異物にカイリューが悲鳴を上げる。
それは甘さを含んでいるからリザードンがやめる事はない。
それどころか気持ちいいかと聞いてくる。
「…っ、あ、やぁっ!」
ぬ、と出てきてしまったローターを再度奥の方まで入れられてしまいカイリューは身を捩って快感に喘ぐ。
「…カイリュー、俺の舐めて」
ソファーに座るカイリューを見上げるようにしながらリザードンが言ってくる。
カイリューは従うより他無い様に頷いた。
「はぅ、り、りざーど、ん。手、とってぇっくださいっ…ああっ」
「ダメだ。ほら、俺がそこ座るからこっち来て。立てるだろう?」
その声に従って立とうと試みるが、快楽でぐずぐずになってきた身体は震えて上手く立つ事が出来なかった。
カイリューは滑り落ちるようにして床にぺたりと座り込みソファーをリザードンに譲った。
「ひ、ああああ」
動いた事で、ローターの位置が変わりカイリューはリザードンの足に頬をすりつけるようにしてすがった。
手が塞がっているので酷く不安定だ。
リザードンはそんなカイリューに酷く興奮を覚える。
自らズボンのチャックを下ろし寛げて、完全に勃起した肉を見せ付けるように出した。
「…舐めて」
ふわりと場違いに柔らかな、リザードンには珍しいと思える笑みで言われてカイリューはのろのろとその赤黒い肉棒に唇を寄せる。
ぬるりと舌先が先端をちろちろと舐めてくるのが気持ちよい。
「…ん、きもちいい」
そう言ってやると、カイリューの動きがだんだんと大胆になってきて、次第にぱくりと口いっぱいに咥えてくる。全部は入りきらないようだが、上下にぬるぬると吸われる感覚が気持ちよい。
だが、自分の快感だけを追うわけには行かない。
荷物袋の中身はローションとローターだけではない。
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