愛するネズミたち 6
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「けっ消して…っ」
奮える手を伸ばして奪おうとしてもすぐに手を引っ込められてしまい、懇願する術しかない。
屈辱と羞恥から顔に集まる熱は上がる一方だ。
「ダーメ」
「ひぃっあっ、あぁっ」
ライチュウは一括し、徐に下着ごとピカチュウ自身を手中に収める。
少し動かしただけでも、手の中のモノは別の生き物ように固さを増していく。
「あっだめぇっ…動かさなっい…でっ」
首を振り、蠢く指を止めようと自由な両手を自身へ伸ばす。
力が入らない手はまたもや大きな手に添えるだけになってしまう。
その様子はピカチュウが愛撫を乞うような形にも見えた。
「もっと欲しい?」
「ちっちが…」
カメラを持つライチュウの手はシャッターを切る。
「ひぅっ」
撮られる度に身体が反応してしまう。
「グチョグチョじゃない…あーぁ、折角穿き替えたのに勿体ない」
「だっ……ライチュウ…がぁ、」
抗おうと口を開けば、恥ずかしい声が出てしまう。
それでもやめてほしい。
懸命に口を結ぼうとしても、我慢できずに開いてしまう。← | →
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