朝一番のおはよう 6
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「ふぁあっ、あっ…や…もっ」
「こんなに締め付けて放さないのにイヤなのか?ザンは相変わらず嘘つきだな」
「ちがっ、本当にっあっ…あぁぁっ」
太腿の間から見上げるザングースの頬は涙でいくつもの筋が伝い、柔らかい唇から洩れる甘い吐息は休むことなく吐き出されていた。
扇情的な表情は明らかに淫欲に悶えている。
俺の指でここまで喘ぐ彼女の姿が愛しくて、ずっと見ていたい。
だが、ザングースはいつまで続くか分からない快楽からの解放を求めて哀願を繰り返す。
「おねがい、ですっ…早く…はやくぅっ…」
「何が?」
「あぁっ、やっ……んっあぁっ」
指を増やし、奥を突き上げると指の動きに合わせて卑猥な音が聴覚を犯す。
張り詰める己を宥めながら、見定める。
まだだ……まだ食べ頃ではない。
野生の俺の勘が訴える。
朦朧とし始めたザングースの瞳から理性の色が薄れ始める様子を窺う。
暫く同じリズムで中や割れ目を弄り続けていると、ついに耐えかねた彼女は懇願した。← | →
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