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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ーーはあっ…はぁッーーはぁッーー…はぁッーー…」
やっと肺に呼気がいきわたる。
お互いの唇を繋いでいた銀の橋が墜ちてもそれを拭う余裕もないあたしと、それを見てにやりと笑うロコンちゃん。
その手が首筋からするすると下へ下へと降りていって、たどり着いたのはあたしの一番敏感な部分。
ちょっと触られただけでもくぐもった喘ぎ声が漏れてしまう。
「イブちゃんが感じてるトコ…スッゴク興奮するよ…」
「ふぁ……んあっ!!」
「そんなかわいい声だされると…わたしも欲情しちゃうじゃない…」
と、唐突にごそごそと何かを取り出して、それをあたしの敏感になっている部分へと近づける。
「ふぇッ!?」
普段は隠れている大事なトコに、対照的に冷たいそれを押し当てる。
体勢のせいでそれがなんなのかはわからなかったけれども、高揚でいっぱいのあたしの本能はそれに期待してしまっている。
ロコンちゃんは何度かそれをあたしの花弁に上下になぞらえて、…そしてそれをぎゅっと中へと押し込んだ。
━━─つめたいっ
熱く湿ったソコへと突然に放り込まれたそれは、外で感じていたよりも何倍も冷たく感じて、その温度差にあたしはまた震えた。
「これはね…ろーたーだよ。」
ロコンちゃんは言う。
「どう…なるの?」
不安と期待の入り交じった、きっとそう見えているだろうし、そのとおりの心境のわたしはロコンちゃんの次の行動を神経をはりつめて待った。
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