11
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ごめん…すぐ…戻るから…」
今までにないくらい身体が動かしづらい。
でもここで発情してるのがバレたら困るからなんとか体勢を戻そうとしてみる。
「やっと効いてきたみたいね…。」
ぼそっと後ろのロコンちゃんが何かを呟いた。
「へっ…?、なに?」
「ううん。なんでもない。
それより今日は切り揃えておくだけでいいんだよね?」
「う…ん。次は難しいからお母さんがやってくれるって…。」
「そう…。なら…」
ぐいっ!!
力の抜けた身体をさらに傾けるように引っ張られた。
「ひゃあぁ!!何するの!?」
「何って…決まってるよ、放課後のつ・づ・き☆」
ええーー!!
「ちょっと待って、あれはあたしの…」
「望んでたことなんでしょ?ならいいじゃん。ほら楽にして。」
「ええっ!!ちょっ…っ…んむっ…んっ…」
大胆にも座ってロコンちゃんは、あたしをだっこの姿勢で傾けたまま、その唇をあたしのに重ねてきた。
ロコンちゃんの唇…甘い…
完全に主導権はロコンちゃんが握っている。
また戻ってきかけていた抜けた力もあっという間に取り除かれてロコンにされるがままになっている。
…これはこれでいいかも…。
← | →
[
TOP ]