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ロコンちゃんのサイズを計り終わり、サイズに合わせて布を切り揃えていく。
布が厚いせいもあって、裁ちばさみを動かすのも一苦労。
でも苦労はそっちだけじゃなくて…
「……っ!!」
すこし身動ぎしただけで、さっきロコンちゃんに揉まれた部分がじんじんする…。
それになんだか身体が熱い…。
どうしたんだろう?いつもは抑えていられるのに今回はその自信がない…
このままだといつ暴走するかわかんないよ…
「あっ」
カシャン!
手からはさみを落としてしまう。
でも布は変なところで切れてない。よかった〜。
「どしたのっ!」
ぞくぞくっ!!
ロコンちゃんに後ろからぎゅっと抱き締められた。
あたしがはさみを落としたのが不自然におもったのかな?
けどあたしの身体はそれどころじゃない。
抑え続けていた疼きが溢れるように身体を占めていく。
「んん〜っ!!」
とうとう身体中の力が抜けてしまって、後ろから抱き締めるロコンちゃんに身体を預けるようにしてあたしは崩れた。← | →
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