朝一番のおはよう 4
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが、強制ではない。
一応拒否権は与えていたはずだ。
だが、ザングースは選ばなかった。
拒否する考えがなかったのかもしれないが、少なからず期待しているのだと勝手に解釈する。
「そうだな、俺が言いつけたんだよな。ザンは言いつけ通りにしただけだ」
「…ぅ、あ…あっ」
全く触れていなかったにも関わらず異常なまでに濡れ下手をすると音が聞こえるかもしれない。
中指と薬指で割れ目を開き、潜んでいた肉芽を捕える。
神経の集まった部位を二つの指で挟み込む。
「ああっ、ゃぁ……はっぅ」
「御褒美をやらないとな」
与えられる刺激に体温が上がっているのか、首筋が汗ばんでいる。
いつも落ち着いた物腰であまり顔色を変えないザングースが見せる淫らな表情は極上。
こちらの興奮も増さる。
突っ撥ねていた手はいつの間にか動きを止め、オレの腕に縋りついていた。
だが互いに寝転んでいる体勢では動きに限りがある。
シャツの袖を掴む手を剥がし起き上がると、彼女に覆いかぶさった。
「あ…服が……汚れてしまいます…」
「服なんて後で好きなだけ買ってやるよ」
言い放つと、スカートを勢いよく捲り俺の手を挟みこんでいる片方の膝裏に手を引っ掛け広げる。
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