18禁(表) | ナノ




16


「やっと…薬が切れた?」



ブラッキーの眼の色が次第に元の暗い赤に戻ってきた。そして状況を把握したのかみるみる赤くなる。



「ごっ、ごめんっ」


「あやまって済むなら…ね?」


「あのっ…」


「あそこの棚にあるものもらってもいい?それからあっちのも」


「ええっ!それは…」


「ここ、こんなにしたのは誰だっけ?」


「はい…」



諦めたように顔を赤くしたまま下を向くブラッキーだった。



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