真昼の夢 4
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「あ、あん、やだぁ…」
「可愛い、グレイシア」
好きだよ、と耳元で囁かれて、それを証明するように体の中、大きくなったブラッキーを感じれば、僕だって理性がどうにかなっちゃったって、おかしくないはずだ。
はしたないと思いつつも、自分で腰を動かして、いい所に当たるようにする。
そんな僕の動きに気づいたブラッキーが、にやりと笑った。
「やらしい」
途端に僕たちのお腹の間で張り詰めていたものを扱かれて、目の前がちかちかした。
喉をのけぞらせて喘ぐと、その喉を甘噛みされる。
「グレイシア…、グレイシア」
自分の噛んだあとを撫でるように舐めたブラッキーは、音が出るほど強く、腰を使い始めた。
元々座るために作られたソファーが、ギシギシ軋んで、抗議の声を上げる。
「うんっ、ぶらっき、ぶらっきぃ」
「グレイシア…」
熱に浮かされるように、互いの名前を呼び合いながら僕らは、同じ絶頂を目指す。
ちかちかする目の前に耐えきれずに、瞼を閉じたとき、それは来た。
「いやぁぁ、あん、ふあっ…」
「っ、くっ―――――」← | →
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