真昼の夢 3
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「ふっ、あ、ああ、ん」
ろくに慣らしもしないで、這入ってきたブラッキーに息を詰める。
さっき座っていたソファーでそのまま、なんて。
どれだけがっついているんだって話だけど、僕もブラッキーもベッドまで、なんて悠長なことは言っていられない状態だったんだから仕方ない。
「うわ、きっつ…」
ブラッキーがちょっと眉根を寄せて顔を顰めて、文句言ってるくせにますます中に這入り込もうとするから、僕は苦しくて手でその体を押し返そうとする。
だけどブラッキーにとって、そんなのは抵抗でもなんでもないらしい。
その手を咎めるように掴むと、そのまま口元に運んでペロリ、舐められた。
目の前で、至近距離で。
(ああ!!)
「ふふ…、興奮した？今、中がきゅうって締まった」
「や、だ、ぶらっきぃ」
ぐずぐずに溶けた、甘ったるい声しか出せない僕の唇をじゃれるように塞ぐとブラッキーは、グッ、と腰を押し進める。
僕が上げた悲鳴は、ブラッキーの口の中消えていく。
まるで悲鳴まで自分の中に飲み込もうとするように、舌を絡めて来るから、食べられちゃうみたいな気分になった。← ｜ →
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