無垢な悪役 6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶちぶちとボタンを引きちぎるんじゃないかという勢いで寝巻きを剥ぎ取られる。
室内は暖房である程度暖かいとはいえ、直接外気に触れるのは寒かった。
「なんでこんなタイミングで起きるんですか、あなたは!…きゃー!やめて、まってー!」
ちょっと待って、許して!
これからが本番だったのに!
ひっくり返して後ろの穴をいじくろうと!!
それから起きてほしかった!
だが、世の中というのは全くうまくいかない様で、窓に気がつかない鳥がそのままの勢いで突っ込んでくるような勢いでミソノの顔が近づいてくる。
もちろん、途中で失速したが、ひるんだ隙にがぷりという勢いでキスをされる。
あれよあれよと言う間に翻弄されて、ふらふらになった時にはすでに丸裸に剥かれていた。
「はふ…んぅ、ぅぅ…最悪です!」
「最高の間違いでしょ」
だって、これじゃ腰死亡フラグじゃないですか!
という前にミソノがぱくりとコノエの根を咥えてしまう。
「ひっ!」
こんな状態で興奮なんてするわけもないので、別の意味では大興奮だけれど、まだ柔らかいそこはミソノの口内で滅茶苦茶に嘗め回される。
乱暴とも言える勢いではあったが、コノエの体はそれに反応して下半身に熱がたまっていく。
「んっ、んんんっ…」
手で口を押さえ、声が漏れないようにと耐える。
頬を赤くして眉根を寄せてふるふると震えるコノエを上目で見ながらミソノは非常に気分良く性急に事を運ぶ。
ミソノの下着を脱がそうとするくらい切羽詰っていたようだし?あまりいじめるのも可哀想だ。
じっくり嬲る様にゆっくり事を運んでも良かったのだが初めての事態にミソノも気持ちが高揚してどうにも性急になった。
← | →
[
TOP ]