こげくさい愛をあげる 7
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「おく、あついのっ…ミソノさんの、ください…体、おかしいんですっ…」
それなんて殺し文句!
さっきからぷつぷつ理性が切れてる気がするが、ミソノは性急にコノエの下着を剥ぎ取って、すでにべとべとになってるコノエの根を擦って蜜を絡ませ窄まりに指を押し込んだ。
「あ、あ、んああああっ!」
指が1本入り込んだだけで、コノエはとろとろと蜜を吐き出す。
掻き混ぜると首をふるふると振ってミソノに手を伸ばしてくる。
「あ、ぅ、ちがうんです…」
何が違うのか。
片方はミソノの首に、もう片方はミソノの根に手を伸ばされて根をきゅ、と握られる。
耳元で掠れた声がそれが、欲しいのだと強請ってくる。
ああ、もう、なんてこと。
ちょっとでも自分から欲しいと言ってもらおうと思ったのがいけなかったのだろうか。
まさかここまで理性をぶっ飛ばしてくれようとは思いもよらなかった。
しかし、このまま突っ込むわけにも行くまい。
ミソノ自身も熱を持て余してはいたが、これから穿つ場所はそういう行為をするための器官ではない。
「…ん、もうちょっとね」
自身にも言い聞かすようにしてミソノはコノエの中をじっくりと掻き混ぜた。
「…うぅ…。体いたいです…。たすけてミソノさーん」
先ほどまで死んだように身動き一つせず布団で寝ていたコノエが目覚めて開口一番に言ったのはそんなお言葉であった。
ぷい、とミソノは視線を逸らす。
じっと、コノエが責めるように見てくるからだ。
あのあと、ぶっちぶちに切れてた理性が完全崩壊してそらもう酷い事になってコノエはミソノに散々な目に合わされた。
無茶な体勢にさせられたりとかもう色々。
「媚薬も、過ぎれば十分毒ですね…。今後あなたのくれる食べ物には気をつけます」
「すっごい良く効いてたね」
「種族違いますし、私変身してますし、薬の量って違うんですよ」
ああ、それでか。
次回は気をつけようと、ミソノは心のメモに書き付けた。
「…やはり、もう二度とあなたから食べ物は頂きません」
「なんで!」
END.
110605
×チョコレートプレイ
○ただの媚薬
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