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既に虜 5


「あっ、あ、はン、あっはぁ!」


けれどリュウが感じていたのは紛れも無い快感だった。

リュウのペニスはがちがちに反り返り、先端の小穴をひくひくと開閉させていた。
射精が間近だった。


「あっ、イクっ!」


リュウの先端から白い飛沫が弾けた。
同時にアナルを締め付けてしまったせいか、更に興奮したリザードンは益々激しく腰を前後させた。


「――やぁあ!まだっ動いちゃ…!」


射精の最中も激しく攻め立てられ、ペニスが萎える隙がない。

やがてリザードンがぐっとペニスを奥まで突き入れたかと思うと、体を震わせて腰の動きを止めた。

体の奥で、熱の注がれる感覚がある。


「はぁっ、あ…リザードンのが…僕のナカに…」


ぞくぞくと快感が背中を駆け上がる。

気付くと二度目の射精をしていた。



すっかり腰の抜けてしまったリュウが床の上にへたり込んでしまうと、リザードンがそれを労るように鼻先を擦り付けてくる。


「大丈夫だよ」


ふふっとリュウが笑う。


「…リザードンに種付けされちゃった」


体の奥にはまだリザードンの精が残っている。
それを感じるだけで幸せで満たされた気分になる。

リュウはリザードンの鼻面を撫でながら、言った。


「ね、またしようね」


リザードンは小さく鼻を鳴らすと、愛おしげにリュウに寄り添ったのだった。



END.


120320


CPリクエストよりリザードン×人間のBLでした。

人間とポケモンが話せない設定も好きです。

リクエストありがとうございました!

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