既に虜 4
･････････････････････幾分痛みは収まったが、それだけが心配だった。
背後にそろりと手を伸ばし、緩んだ窪みに触れる。
アナルは精液でぐちゃぐちゃに濡れていた。
思い切って内部に指を差し入れてみたが、怪我をしたような様子はない。
少しずつ深く侵入させ、痛みがないか慎重に確認していく。
「んんっ、やだぁ…ぐちゅぐちゅいってる…」
指を動かす度に粘った水音が鳴る。
それがたまらなく恥ずかしい。
思わず腹に力が入ると、ぷちゅっと更に精液が漏れた。
「はぁっ…僕、なんだか、変だ…あっあン…」
ぐるりと腸壁をなぞると勝手に腰が揺れた。
「あっ、は、あぁ…気持ちい…」
リュウの手の動きは、もはや傷の具合を確認するそれではなくなっていた。
アナルを広げ、掻き回し、前後に出し入れする。
最初は人差し指だけだったのが、今は更に中指と薬指までくわえ込ませている。
リュウのペニスは立ち上がり、先端から雫を溢れさせていた。
「あん…あ、んっ…はぁ、あ」
それは既にアナルを使った自慰だった。
卑猥に腰を振りながらアナルを弄り続けるリュウをじっと見詰めていたリザードンだったが、おもむろに一つ唸ると、再びリュウにのしかかってきた。
「えっ？」
アナルを犯す指を押しのけるように、灼熱が押し当てられる。
慌てるリュウを余所に、ずんっと、今度は容赦なく一気に奥まで貫かれた。
「はぁああああっ！」
リュウの絶叫が部屋に響き渡った。
「ひっ、ダメっ、あっ、あっ！」
奥まで到達したかと思うと抜ける寸前まで引き抜かれ、そしてまた奥まで突き入れられる。
「んああ！あっ、はぁあ！」
信じられないような勢いで犯され、リュウのアナルの粘膜は捲れ上がり、真っ赤に腫れ上がってしまった。
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