既に虜 2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・指先に触れたそれを緩く握り込む。
熱くて固い。
びくびくと手の中で脈動している。
急所を握られ、リザードンはびくりと体を震わせた。
リュウは驚かせないようにもう片方の手でリザードンの体を撫でながら、ペニスをゆっくりと扱き始めた。
「こんなんで…出せるかな」
この方法が正しいのかは分からなかった。
「ごめんね。僕がしつこく触ったから…」
突然リザードンが発情したのは、間違いなく自分のせいだろう。
「だったら最後まで面倒見るよ」
そう思ってリザードンの長いペニスを必死に扱き続けた。
しかしそれがあまりに巨大すぎて、人間の手に余るのは明らかだった。
一向に射精する兆しがない。
放出出来ない熱に、リザードンも苦しそうだった。
こうなると、方法は一つしか浮かばなかった。
「仕方ないよね…。僕のせいなんだし…」
リュウは誰にともなく呟くと、着ていたズボンを脱ぎだした。
そのまま下まで降ろすと、足元まですとんと落ちた。
下着を膝まで降ろし、リザードンの先走りで濡れた指を自らのアナルに挿入する。
「んっ…」
未知の感覚に体が戦くのが分かる。
けれど、リザードンの巨大なペニスを受け入れられるのはここだけだ。
辛そうにアナルを解すリュウに、リザードンは心配そうに側に寄り添ってきた。
お陰で、苦しさにしかめられていた表情が自然と綻んだ。
「優しいね。僕なら大丈夫だから」
リュウは壁に手を突くと、リザードンにアナルを見せ付けるように足を開いた。
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