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捧げた愛の行方 3


息を詰まらせ顔をじわじわと赤く染めたブラッキーは、あまりの羞恥に下唇を噛んで今まで感じたことのない恐怖に瞳を揺らす。


「ねえ、ブラッキーの乳首もう尖っちゃってるよ。えっちだなあ、うん、おいしそう」

「ば、馬鹿っ…さっさと退けって言ってんでしょ!ていうかさっきから汚ないもん思い切り擦り付けてんじゃないよ…!」


そう叫んだところで口の中に何かを放られて思わず飲み込んでしまう。
鳴った喉に飲み込んだことを確信したサンダースは笑みを浮かべながら、形が変わるくらいに強くブラッキーの胸を揉み始めた。

そしてそれと同時にブラッキーの体には変化が起きた、先ほど明らかにおかしなものを飲まされたせいなのだろうけど、どうにもこうにも体が熱くて堪らない。
無意識に内股を擦り寄せ始めたブラッキーにサンダースが耳元で慇懃無礼に囁いた。


「ほらもう大丈夫、君は少し素直になった方がいい。だってもうセックスしたくて堪らないんだよね」


さあ言ってごらん。

そうして耳を舐め上げたサンダースはやはり優しいわけでも悪人でもなかったが、ブラッキーはどう転んでもこの男が心底嫌いだとゆう確信を改めて持つことが出来た。
その代わりに操を捧げるなんて割には合わないが、ブラッキーの頭の中はもう熱に浮かされてしまってそれどころではなかった。

ブラッキーは早く解放してほしくてサンダースの首に腕を回す、するとこれで漸く安心出来ると訳の分からない言葉が耳に入った。

しかしその意味も理由も分からないまま、ブラッキーの体は蝕まれていった。
それはサンダースが言う媚薬とやらのせいだとブラッキーは信じていたかった。


END.


120130


CPリクエストよりサンダース×ブラッキーのNLでした。
リクエストありがとうございました!

甘さ控えめが密かなブームです。

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