幸せな時間2
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「…ごめんね、雫ちゃん。うるさかった?」
「いえ、奏さんはほんと悠さんの事好きなんですね」
そう言い彼女は笑う。
寝ていた所を起こされたため、眠そうに目をこすりながらしゃべる仕草がかわいく思う。
「…っていうか、そんな格好で人様の前に出ないでね」
「えっ?これダメですか?好きな人の服着るの憧れてたんだけどな…」
「…あー、俺の前だけにしてねって事」
そっか!っていう表情で「はいっ!」って答える雫ちゃん。
心底かわいくて満たされた気分になった。
「わあっ!?光乃さん!?」
彼女をお姫さま抱っこで持ち上げる。
「重いからダメです!降ろして下さいーっ!」
足をバタつかせ小さな抵抗をしてるけど、降ろしてはあげない。
黙ってそのままベッドに連れていく。
「…せっかく起きた事だし、ご遊戯しましょうか?お姫さま」
「っ!?」
照れた様子の雫ちゃんを押し倒し、優しくキスをした。
お姫さまの喘ぐ姿にまた、満たされる―…。
END.
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