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幸せな時間2


「…ごめんね、雫ちゃん。うるさかった?」


「いえ、奏さんはほんと悠さんの事好きなんですね」


そう言い彼女は笑う。

寝ていた所を起こされたため、眠そうに目をこすりながらしゃべる仕草がかわいく思う。



「…っていうか、そんな格好で人様の前に出ないでね」


「えっ?これダメですか?好きな人の服着るの憧れてたんだけどな…」


「…あー、俺の前だけにしてねって事」



そっか!っていう表情で「はいっ!」って答える雫ちゃん。

心底かわいくて満たされた気分になった。





「わあっ!?光乃さん!?」


彼女をお姫さま抱っこで持ち上げる。



「重いからダメです!降ろして下さいーっ!」



足をバタつかせ小さな抵抗をしてるけど、降ろしてはあげない。

黙ってそのままベッドに連れていく。




「…せっかく起きた事だし、ご遊戯しましょうか?お姫さま」



「っ!?」



照れた様子の雫ちゃんを押し倒し、優しくキスをした。







お姫さまの喘ぐ姿にまた、満たされる―…。






END.


続きは書かない

何があっても書かない


080912

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