変化していく情欲4


「や…ぁっ、あぁっ、ん…っ、かける…っ」


舌先のモノがひくひくいってるのを感じ、ずり上がって逃げようとする腰を引き寄せ、奥まで飲み込んだ。

すこし苦しかったけど、チナでいっぱいになった口の中で、精一杯舌を動かす。


「や…ぁ、んっ、だ、め…っああぁっ」


高い声が上がるのと同時に、喉の奥に熱い迸りが注ぎ込まれる。

初めて味わう蜜の味に驚きながらも、オレはそれを必死で全部飲み込んだ。


「ふ…ぅ、あ…」


口元を拭いながら上体を起こせば、チナがトロンとした目で荒い息をついてた。


「ぁ…、かける…」


震える声で名前を呼ばれ、オレの方ももうやばくて。



けれど、この段階になってハタと気付く。



(一体どうすればいいんだろ…?)



情けないことに、オレはどうすればチナとやれるのかわからないのだ。

大人たちがしてるとこを見たこともあるし、やり方も知ってる。

でも、チナは男の子だし…



「ん…、カケル?」


オレは焦る気持ちをなんとか落ち着かせて、とりあえずチナをうつ伏せにして四つんばいにさせた。

大人たちがするように…

そうして、


(あ、あるじゃん。チナにも入れる場所)


オレはそれに気付いて、その場所にそっと舌で触れてみた。



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