猫鹿

-ちょきん-
-ちょきん-
「…貴様何をしている」
「んー?別に」
-ちょきん-
-ちょきん-
「…何を切っている?」
「んー?別に」
-ちょきん-
-ちょきん-
「おい、いい加減…」
「でーきたっ!ふふっ」
「何が…
(ずるり)

…は?」

「見て見てスニベリー!
これで僕とリリーは、運命の赤い糸で結ばれたよ!」



気でも狂ったか的表記
思いの強さが運命を変えるなんて、悪夢でしかないじゃないか


8月19日は(※ntbr)

鹿「俳句の日!!」
犬「変なネタだけ食い付くなメジャーイベント総無視な癖に」
狼「じゃあスタート」

鹿「『靡く赤 キミの瞳はスイートラヴィーン』」
犬「俳句ってかただのポエムだろ!!」

狼「『いつの日か 獣耳おっさんと言われぬ その日まで』」
鹿「公式だものね!!」

犬「『願うのは 可愛い嫁と 幸せ家族』」
狼&鹿「ごめんなさい」

鹿「『年を経て 強くなったよ この身体』」
犬「7年間も殴られ続けてりゃあな」

狼「『何で僕 あんなに出番 少ないの?』」
鹿「僕なんかシリウスより格下だよ!?」
犬「よく頑張ったな、息子よ(笑)」
鹿「キイイイイイ!!」

猫「…何しとるんだ貴様ら」
狼「あ、スネイプも一句、どう?」
猫「……
『いつまでも 続くと思うな 略奪愛』」

散!


ビロの考える針猫

「僕、先生のこと排水口についたヌメリの次に嫌いです☆」
「ポッター家の家訓かそれは」

最早DNAレベルで、猫背で陰気で黒髪の人間をいじめるようプログラムされてる針って最強だよね


小王猫

「僕達宇宙人かもですね」
「…は?」
「だって、マグルとは明らかに違う所があるじゃないですか」
「…魔法、か?」
「彼等が劣等なんじゃなく、僕らが異常だとかんがえるわけです」
「……然し、」
「もし仮に、僕ら魔法族がマグルから進化した種族だと考えましょう。マグルが魔法族へと進化出来うる種族なら、人間の歴史なんて微々たるものですが、そろそろ魔法が使えない種族なんて居なくなってもいいんじゃないでしょうか?

そう考えると、ある残酷な疑問が浮かぶんです。
僕らは本当に、マグルから進化した種族なのでしょうか?そう考えているのは進化した後の僕らだけで、そう勝手に定義しているのは僕らだけで、もしかしたら僕らには、マグルにはない不可思議な器官や、異なる身体構造があるんじゃないんでしょうか?
気持ち悪いですよね、それって。僕らが崇拝している『純血主義』って、見方を変えればそんなグロテスクな自分等を誇っているわけですよね。
…まあ、その逆も言えると言えば言えるんですけど。

僕らは一体、どんな生命の腸から誕生したんでしょうかね?」



「猿と人間」理論を元に。
魔法使いが魔法使いたる由縁。どこか薄暗く異端なイメージの根源。


猫教授と悪魔

「諸君は、悪魔という存在は本当に居ると思うかね?
宜しい、我輩が一つゆめみがちな諸君の浅はかな思考へと杭を打つとしよう。
彼等の好物は、諸君が自分が此処に存在していると思い込んで居るその傲慢だ」



バックボーン書くのが面倒なので台詞のみ

『禁書』の棚で偶然悪魔が入っていた本を開けた猫。
悪魔は自分を出してくれたお礼にと、猫の願いを幾らでも叶えてやるという。聞けばその悪魔は過去の事象を弄くる力を持っていて、それは誰かが何をしたとかいうものから、果てはその人物の存在自体をなかった事にできるというもので、その結果封印されちゃったんだとか。
それじゃあと猫は息巻いて叫んだ。

「ジェームズ・ポッターの存在を消失してくれ!」

その瞬間、猫はホグワーツ特急に乗っていた。隣には勿論リリーが眠っていて。
ああこれでやり直せるんだと猫は涙ぐんで笑った。
でも、その結果は散々。
百合はなんと犬と結婚して結局闇の陣営に殺されて、猫は後悔する、再び現れた悪魔にまた猫は叫んだ。

「シリウス・ブラックの存在を消失してくれ!」

再び舞台はホグワーツ特急へ。傍にはリリー。その寝顔を見て今度こそ大丈夫と安堵のため息をつく猫。

でも、結局猫は百合と結ばれない。悪戯仕掛人を幾ら消失させても、その後も結ばれる事はない。先輩後輩同級生、はたまた顔も知らない男と共に、百合は一人幸せになりそして殺される。それだけはいつも変わらない。泣いてもがいて絶望して、その度にまた現れる悪魔に願って、猫はまたホグワーツ特急で揺られている。
ある時猫はふと考えて、抱き締める事すらしなくなった愛する人の亡骸を踏みつけて、悪魔に願う。

「僕の存在を」
「セブルス・スネイプという存在を」
「消失してくれないか」

けれど悪魔は笑って言った。



答えはノーだ。
それじゃあ、リリー・エヴァンスが『幸せ』になっちまうからな。





そこで我に帰る夢オチww
赤と緑は人を狂わせる色らしい


犬夢



「うっうっ」
「……」
「うっうっ」
「…あのさあ、」
「わあってるよ!」
「…(フゥ)元は」
「俺が浮気すんのがいけねえって分かってるよ!」
「じゃあすんなよ」
「お前もすんなよ!」
「…シリウスがするから仕返ししたの、悪い?」
「おまっ、だっ、お前のやり方インケンなんだよ!」
「無意識じゃないから良いじゃん、きっちりお互いに示談が成立してたもの」
「やだ!!」
「…幾つだよアンタ」
「もうおまっ、俺以外の男と話すの禁止!近付くのも禁止!遊ぶとか厳禁!」
「えー…」
「…ッねがいだよ…

お前が居ないと、
俺、生きてけねえよ…」


「…
(ポケットには)
(さっき薬学準備室からかっぱらってきた『真実薬』があって)
(水より澄んだそれはきっと、一滴で彼の全てをぶち撒けてしまえるんだろう)

…そんな事しても、

(彼は正直にそう言うのだろう。涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で子供みたいに、)



私はアンタを、
嫌いになれないんだなァ…



(お前が居ないと、生きてけねえよ、って)」



ただのイケメン犬じゃ楽しくなくなってきたので


犬鹿百合

「気になってる異性を見つめ続けて、その相手がどの位で視線に気付くかで、そいつの事を気にしてるかわかるらしいぜ」
「うっそ!?(ジッ)」
「(バッ/0.1秒)何見てんのよ気持ち悪いこのウジ虫!!」
「あふん!(幸せそう)」
「エヴァンス、残念だがお前はもう逃げられねえ」



可愛い事なのに
でもきっと幸せ


小王夢

「あ、」
「…?」
「へへ、」
「…何ですか」
「それ、クセ?」
「!!」

メランコリック聴いてて、最後にちゅっとしたイメージしたら、何時の間にか小王が下唇突き出してたっていう


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