もし猫が獅子寮に入ってたら

百合とのすれ違いもなく仕掛人等との関係も悪化せず夢の三角関係とかも可能性ありで、もしかしたら獅子寮組にとってかなりのアドバンテージになっていたのでは
仕掛人の中で特に魔法薬学に秀でてるっていう奴も居なかったし

鹿「ここで◯◯をさー」
犬「いや××の方が効果的にー」
(ワイワイ)
猫「……!!」
狼「(あ、セブがキレそう…)」
犬「〜だから絶対△△の方が経費的にも安いって!!」
鹿「いーや!これは□□の効果が不可欠だと思うね!」
(ギャーギャー)
猫「(バンッ!)おい貴様らいい加減にしろ!!」
狼「(ひゃーやっぱりー…!)」
犬「あ?何だよスネイプ。
俺等が何しようと…」
猫「…何も知らない癖に…



そんな方法で◎◎薬を作ろうなど1000年早いわァ!!
そもそもあれには繊細な技術と高度な薬学センスが重要なのだぞ!ていうか◯◯と××を一緒に使うなと何度言ったら分かるんだ!あの
二つは使い勝手の良さと引き換えに灰汁が強すぎて完成度を下げるのだ!
(バッ)△△はここで微量!一掴みも入れてどうする!
□□の効果が欲しいのなら事前に洗って陰干しぐらいしてから使え馬鹿者がァ!!」

狼「(…楽しそうだね…)」




もし猫が獅子寮に入ってたら2

一人きりの所を複数で襲われる犬をさり気なく守る猫とか優しすぎ萌える



犬「っつ…テメェ等卑怯だぞ寄ってたかって!!」
「うるせえよ!」
「卑怯とかお前等が言えることじゃねえだろ!!」
犬「(やべ、言い返せね…)」
「流石のブラック様も、とうとう年貢の納め時だな!」
犬「……!!」

鷹「そこの貴方たち!何をやっているのですか!」

「ッ…逃げんぞ!!」
(バタバタ)

鷹「大丈夫ですか?!…あら、ブラック、あなたでしたか」
犬「あー…残念ながら」
鷹「…、…普段の行いのせいとも言えますが、ひとまず私は彼らを追い掛けます。
医務室まで自力で行けますか?」
犬「(扱いひでえ…)」

(バタバタ)

犬「あー…くそっ!
手加減しろっつーの…」
猫「良い様だな」
犬「あ?!」
猫「ちっ…彼奴等、それだけしかやってないのか…」
犬「テメェ…高見の見物か?」
猫「ふむ、なかなか面白い物を観れた…それは感謝すべきだな」
犬「うるせえ!…、?」
猫「さっさと医務室に行け…幾ら貴様でも、その顔は見苦しい、ぞ」
犬「…言われなくても」
猫「フン」
(スタスタ)
犬「…けっ、愛想悪ィ。



(……あいつ…何か息切れしてなかったか?)」






全力疾走して鷹を呼びに行っただけで呼吸困難な猫はこの後狼に発見される
階段の上から言ってみたけど息切れでばれる




もし猫が獅子寮に入ってたら3



猫「くれてやる」
(ポイッ)
鼠「ええっ、な、なに…!
こ、これってハニーデュークスのまぼろしの限定発売シフォンケーキじゃ」
猫「ルシウス先輩がこれ見よがしにくれたのだ。僕が甘い物など好かないのも知らぬ癖にな、くれてやる」
(グリグリ)
鼠「え、ええぇ…?(じゃあリーマスとかと一緒に…)」
猫「食べたりしたら貴様のドタマをマカロンの様に容易くブチ砕くが良いのか?」
鼠「(こッ心読ッ!?)」
猫「…まぁ、一人で食べきれないのであれば、だ。
あのエヴァンスとでも食べたらどうだ?優等生にへつらうのは得意だろう?」
鼠「ッ…」
猫「フン、つても出来て一石二鳥ではないか。むしろ感謝して欲しいくらいだ」
鼠「き、君に言われたく…」
犬「おいそこのタール頭!
ピーターに何しやがる!」
猫「…騒々しいのが来たな。失礼する」
(スタコラ)

犬「ピーター大丈夫か?!何言われたんだ?!」
鼠「う、ううん、何も…」
犬「そんな訳…、?
何だよそりゃ」
鼠「え、えっと、(スネイプにもらったのは言わないで、)ハニーデュークスの限定シフォンケーキ…」
犬「ハァ?!マジか!!何でお前が持ってんだよ!」
鼠「い、色々とあって…」
犬「なな、とりあえず茶でもしようぜ!ジェームズ等も呼んでさ!」
鼠「え、う、うん…」
百合「あら、シリウス、ピーター」
鼠「あ、リ、リリー」
百合「?良い匂い…まあ!



私このシフォンケーキ大好きなの!少しだけ、お呼ばれしてもいいかしら?」



あ、って思った鼠
素直に誘えない自分は認めるから、せめて百合には同じ幸せな気分を味わってほしい猫の策略
狼から「くっどい!!」って怒られそう



もし猫が獅子寮に入ってたら4



思いの外ストレートヘアな猫に妬ましい的な鹿

犬「別にほめるワケじゃねえけど、意外と髪サラサラだよな」
狼「ベタベタって言うのは悪い意味でだし、良い意味で言えばしっとりしてまとまりがある感じだよね」
鹿「べぶら!!」
鼠「ジェームズの唯一無二のコンプレックスが開いてしまった!!」

ちなみにお約束で

百合「シャンプー何使ってるの?」
猫「石鹸だが何か」



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