happy days | ナノ


□happy days 38-A
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シリウスもといルイとリリーもといセブルスは、お互いを道連れにするようにして階段をゴロゴロと転がっていった。
おそらく確実に背中や何やらを打撲しまくりながら。

団子になった2人は階段を転がり落ちきると、そのまま突き当たりの壁に体を打ちつけ(ゴンッという鈍い音と、『ギャッ』というリリーもといセブルスの声が聞こえた)、次の瞬間その辺り一帯は気色悪い程の静寂に包まれた。

3秒後ほどして、リーマスもといリリーが悲鳴を上げ、慌てて階段を駆け下りていった。
他の3人も、頭を押さえピクピクしているルイもといシリウスをそっちのけでリリーの後を追った。

「ふ、2人共ッ、大丈……!!!」

そこで、リーマスもといリリーの言葉は途切れた。
セブルスもといリーマスは硬直した。
ジェームズもといピーターは小さく声を上げた。
ピーターもといジェームズは『ワォ』と呟いた。









体が……重い。
というか痛い。特に頭が。
身体に何かがのしかかっていて、息がしづらい。
それに…リリーもといセブルスは内心眉を潜める。
何だろう、これは。
さっきから顔に当たっている、酷く温かいものは。

リリーもといセブルスは目を瞬いた。
目の前が妙に薄暗く、喧騒がくぐもって聞こえた。
サラリと音を立てて顔に触れたのは、黒い長い髪。
ピントの合わない目でも確認することが出来た、
今しがた開いた目は、キラキラと光る灰色の瞳。

ふ、と頬に当たるのは、熱い、風。

意識が覚醒した瞬間に感じたのは、
それから伝わって来る、
温かい人肌の、

少し、高めの温度だった。






血が…ドクンと脈打つ様に沸騰した。






「「ッッ「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!」」






廊下に再度、突如として響き渡ったのは、
さながらムンクの叫びの様な顔でこの世の終わりと言わんばかりに絶叫した、リーマスもといリリーとルイもといシリウスだった。



TO BE COUNTINUE...


後書き…

滅茶苦茶時間掛けたくせに途中でぶち切り。
何かもう15n超すとやる気が無くなってk(爆)

すいません頑張って続かせます…(泣)








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bkm





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