─────白い、細い、手。
綺麗な指先を頼りなく天へと掲げている。
何かを探す様に、その指先は空中を泳いだ。
やがて、その手に引っ張られ、全身が起き上がる。
サラリ、と音を立てた漆黒は冷たい。
病人の様な蒼白い肌は、久しぶりに浴びる太陽光で発光している様に見える。
「ルイ…????」
誰かの、泣き声がする。
誰かの、すすり泣きが聞こえる。
誰??誰なの???
お願い、泣かないで。
泣かない、で…………
濁った褐色は、二人を見つめた。
生気の無い瞳が、ゆっくり細くなる。
リーマスは、気付いた。
あの時の、ルイの目だ、と。
光を失った、小さい頃の自分の目だ、と。
「…ルイ…???」
歯車が また 動き始める
歯車が また 音を立てる
神は、告げる。
真実を知らぬ少年達に、
清き天使の加護あれと。
TO BE COUNTINUE…
後書き…
長いわァアアアア!!!!
そしてこれ前編かよコノヤロゥ!!!
長いわァアアアア!!!!!(再)
やっとルイ様お目覚め〜(笑)
てかちょいとBL的要素入ったなぁ…(汗)
ごめんなさい!!!
夢も好きだけどBLも好きです!!!!
セーブセーブやーい、どこ行ったー??
きっと授業中でしょうね。
ルイ様の事が気になって仕方ないんでしょうね(笑)
とりあえず過去編終わったよー…(泣)
続きます!!!
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