漆黒の翼がバサリと音を立てる。
その瞬間、シエナ・レダムという存在が消えた。
リーマスはゆっくりとユニコーンから離れた。
ユニコーンは酷く気高い視線でリーマスを一瞥すると、
その漆黒の翼を踊らせ、三日月の天空へと昇って行った。
リーマスはその姿をずっと見つめていた。
その漆黒のユニコーンが見えなくなるまで、涙でほとんど見えなくなった目で、三日月の空を見上げていた。
「ねぇ、これって誰のハンカチ??」
「『シエナ・レダム』??聞いたことない名前ね。」
「私先生に届けてくるわね。」
「気を付けてね。」
「うん。」
TO BE COUNITED…
→後書き
後書き…
クィディッチ編やっと終了です…
いやはや、何か視点がコロコロ変わって大変でした(-_-)
しかも途中途中でいきなり場面が変わるという下手な場面展開…
もうナススベがありませんです…orz
シエナとリーマスの掛け合いは前々からやりたくて最後まで暖めてたネタ。
同じ獣人(?)同士、何かと通じるものがあるのかなと思います。
何と無く彼等みたいなのの末路というのを書きたかっただけだったり…
ハロウィンは終わってしまったけれど、意地でもハロウィン休暇(ホグズミード休暇)編へ突入です!!
ルイ様がセブルスと一緒に行くとかすっかり忘れてるシリウスに大どんでん返しが!!
続きます!!
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