喫茶店
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音也
七海ってメイド喫茶とかに居たら絶対モテるよねぇ。
俺、毎日のように通っちゃうなぁ♪
翔
七海がそんなとこでバイトするかよ。
真斗
そうだ。
あいつは、そんなはしたないところで働いたりしない。
那月
そうかなぁ?
意外とメイドさんって儲かっている気がしますよ?
レン
まっ、Sクラスの品格のあるメイドや執事を雇うと
結構、お金がかかるね。
そういう意味では、結構な額を貰っているんじゃない
かな。
那月
へぇ〜、やっぱりそうなんですね。
トキヤ
そう言えばこの前、彼女とその友達とで何やら
メイド喫茶に行く話をしていたような…?
全員
買}ジで!?
トキヤ
通りかかった時に、小耳に挟んだだけです。
本当かは、分かりませんが。
音也
ん〜、でもあの二人だと行きかねない気がするなぁ。
真斗
そうだな。
渋谷の頼みごとで断りきれなかったのかもしれん。
那月
そうですよね。
七海さんって、詰め寄られたら何でも「嫌です」って
言えそうにないですよねぇ。
音也
うん。
翔
いくら友達の誘うだからって行きたくないところには
行かなきゃいいのによ。
アイツもそういうところが駄目なんだよなぁ。
レン
レディを悪く言うんじゃないよ。
レディにだってそういうところに行ってみたい気持ちは
あったかもしれないよ。
翔
俺だったら、そんな話断るけどな。
トキヤ
それは、アナタの場合です。
女友達の付き合いは、いつ切れるかわかりませんからね。
音也
そう言えば、中学校の時スゲー仲の良さそうな女子同士が
いつの間にか口も聞かなくなっていたのみたよ。
それを見た時、女の子って大変なんだなって。
那月
七海さんと友千香さんは、そんな事ないと思いますよ。
だって、あんなに仲がいいですし♪
翔
そうだな。
アイツらに限って、そんあことはないと思う。
那月
僕たちだって小さい頃からこんなに仲良しさんですもんね、
翔ちゃん♪
(翔をいきなり抱きしめる
翔
狽ネっ、いきなり抱きしめるんじゃねぇ!!
は〜な〜れ〜ろ〜!!
死ぬ‥死ぬからマジ‥息できっ―…
(丁度首を抱きしめられてしまい、息が出来なくなり顔が青ざていく。
音也
箔゚月、それじゃ翔が死んじゃうよ!
真斗
四ノ宮、来栖を離してやれ。
そのままでは、警察沙汰になりかねん。
那月
あっ、ごめん;;
つい、力が入っちゃって‥本当にごめんね翔ちゃん。
翔
ゲホッ、ゲホッ…あぁ、死ぬかと思った…
トキヤ
ところで‥
音也
何、トキヤ?
トキヤ
今まで何の話をしていたのですか?
全員
……なんだったけ?
(色んな話が混ざってしまって、みんなの頭の中で何を話していたのか
忘れてしまったようです(笑)
本題は、七海のメイド姿を見たの話だったはず…
END
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