ザァザァ―――……

赤:今日も雨ですか…


私は、外の景色を見ようと窓を覆っていたカーテンをそっと開ける。
開けると外は、"ザ―ザー"と、雨が降り続ける音と、暖かな日差し一つない真っ暗な雲が広がっていた。


『…どうしたの?』


私が、窓の外を見ているとベットの中で寝ていた私の愛するDOLLが起き出した。
雨の音がうるさかったのか、私が起きた責で起きてしまったのか分かりませんが、上半身だけを起こし私に目を擦りながら問い掛けて来る。


赤:いえ、何でもありませんよ。

『嘘。』

赤:嘘ではありません。


私は、そう言って静かにカーテンを閉め、愛する人が待つベットのへ向かい、ベットの中に入り込んだ。


『嘘は、ダメですよ。特に、私には!』

赤:付いてませんよ。さぁ、続きヤりましょうか?

『も〜、はぐらかさないで〜。』


あの時、雨の中でボロボロになってた貴女を見つけた私は、貴女に一目惚れしました。








それだけは、貴女には秘密にして置きたいのです。



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