赤:なぜ、開けたのですか!
ん?『開けて見て』と、書いてあったから開けて見たのですか?
それでは、仕方がありませんね。
来てしまったものは…

鏡:あれ〜、ハニーじゃん。何時来たの?

赤:ついさっきですよ。

鏡:赤屍には、聞いてないの。僕は、ハニーと話してるんだから…ねぇ〜、ハニー?

赤:それは、すみませんでした。では、私は着替えて来ますね。それでは…

鏡:…よし!邪魔者も消えたことだし、一緒に飲もうか♪


貴女は、鏡に連れられて奥のテーブルに座る。


鏡:さぁ〜、何飲む?


私は、赤屍さんの後姿が気になって、気になってしょうがなかった。
だから、鏡に「トイレに行って来るね。」と、一言いい席を外した。
「うん!待ってるから、早く帰って来てねぇ〜♪」と、鏡は座りながら手を振って居た。
私も手を振り返した。
私は、赤屍さんの居る部屋へと向かう。
部屋を開けて見ると、赤屍さんが居た。
まだ、着替えてる途中だっだ。


赤:ん?どうかしました?鏡君に何かされましたか?

『いいえ…ただ、赤屍さんの後姿が寂しそうだったので…でも、着替えてる途中見たいなので、外に出てますね‥』


ドアノブに手を掛けようとした時、後から抱き締められた。


『あ…赤屍さん?//』

赤:大丈夫ですよ。此処に居て下さい。お願いします。


赤屍さんは、私にすごく甘えて来て、人殺しをしている人に思えなかった。


『分かりました。』

赤:ありがとうございます。これは、ほんのお礼です。

チュッ…

『え!あ、赤屍さん今!//』


私の頬に、キスをしてくれた赤屍さん。
なんだか、すっごく赤屍さんがカッコ良く見えたきがしました。
赤屍さんが着替え終わるまで、私は部屋の中で待って居た。
赤屍さんの着替えが終わると私達は、鏡さんの待つテーブルに向かう。と、鏡さんが待っていたテーブルの上には空の瓶がいっぱいいっぱいに敷き詰められていた。


『鏡さんどうしたんですか?』

鏡:あ!ハニーだ〜。ハニーがあまりにも、遅いから俺一人で飲んでたよ〜!

赤:鏡君…また、こんなに飲んでしまったのですか?

鏡:なんだよ〜、赤屍!悪いのかよ〜。

赤:このままでは、前のように赤字になってしまいますよ。

『前にもあったんですか?』

鏡:えぇ…前は確か〜、お客と一緒に一晩中飲んで、お店のお酒を全部飲み果たしお客が払い切り無い額まで飲んだせいであの時は赤字寸前でした。

『………』


私は、一つここで学んだ。
それは、鏡さんを一人にさせないこと。
でも、こんなのもいいよね、赤屍さん。


鏡:ハニー!飲もうよ〜。

『う…うん。』


END−……


2007.3.22
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