『……蔵人、暑いんだけど。』

赤:わざと暑くしているんです。私達の愛の炎が消えないようにね♪

『…はぁ〜、そうですか。』


そうして、調理を再開させるDOLLは、後ろから抱き付かれている赤屍を背をいながら台所で夕食の準備をしていた。
だが、あまりにも動きずらく調理をしている手を止める。


『…蔵人、ちょっとだけ離れてくれませんか?』

赤:嫌です♪

『・・そうですか。…はっ!!』


DOLLの肘アタックが赤屍の右脇腹に直撃!!
赤屍は、不意打ちの攻撃にDOLLから離れ、攻撃された右脇腹を抑えながら後ろに数歩よろめく。
赤屍が離れたことを確認し、##NAMW1##は赤屍の方を向き直して眉間にしわを寄せながら怒った表情で赤屍に怒鳴りつけるかのように、静かな声で問い掛けた。


『全く・・ちょっと、離れててくれれば良かったのに。・・夕食を作るから、ソファーにでも座ってて下さい。』


DOLLがそんな事を吐き、さっきまでやっていた調理を再開させる音が聞こえる。
すると、赤屍は、すっと立ち上がり「では、出来たら呼んで下さい。」そう言い残し台所を後にした。
「はい。」と、赤屍の言葉に返事を返すDOLLだったが、「少しやり過ぎちゃったかな?」と、調理をしながら自分が言った言葉を後悔しているDOLLだった。


夕食―……

夕食が出来上がり赤屍を呼びに、リビングへ行くと赤屍が何処にも居なかった。
DOLLは、少し考え赤屍が行きそうな所を考えていると、寝室が頭に過ぎった。


『蔵人〜、ここにいるの〜?』


寝室に入るとベットの上に丸まっている物体があった。
DOLLは、それが赤屍だと理解しドアを静かに閉めベットに近づく。


『寝ちゃったの?』


寝ている赤屍を起こさないようにベットに腰を掛け、赤屍の髪を優しく撫でる。


『…さっきは、ごめんなさい。冷たく言い過ぎたよね。離れたくないのは、私も一緒だよ。でも、蔵人が私の邪魔してば〜かりして私をそんなに怒らせたいの?‥そんな分けないよね。…でもね、蔵人に抱き締められている時、凄く温かい。だから、私は…』

ギシ……

赤:"だから、私は…"何ですか?DOLL♪

『何時から起きてたの!?』


「DOLLが入って着てからずっとです♪それで、さき程のお話の続きは?」と、タヌキ寝入りをしていた赤屍は、DOLLに覆い被さりDOLLを逃げられないようにしていた。


『そんな事より、ご飯が冷めちゃうよ。早く行こう。』


DOLLが立ち上がろうとしたが、赤屍の力によってベットに引き寄せられ座り直された。


『蔵人?』

赤:続きを言って下さるのなら、行きましょう。


赤屍の満面の笑みにDOLLは、少し戸惑ったが言わないとこのままだと思い仕方が無く言うことにした。


『‥それ、言わないといけない?』

赤:はいVv

『‥私は…私は、蔵人の事が好き・・//』

赤:もっと大きな声でお願いします。

『私は!!蔵人の事が好き!大好き!!・・これで、いいでしょっ!//』

赤:はい♪良くできました。
 
『//ほら、ご飯食べに行くよ。』

赤:はい♪

『ちょっと、あんまり着付かないでよ。//』

赤:いいじゃないですか。

ENDー……

2007.12.23


後書き(座談会有り)

ごめんなさい!!
こんな小説を書いてしまい、本当にすみません!!
長期間もの間非公開にしてすみませんでした。
これからは、脳をフル回転させてがんばりたいと思います。
なので、これからも応援宜しくお願いします。


赤:こんな管理人の変わりに、宜しくお願いします。

ウ"ァ:うっさいなぁ〜。

シャキーン

ウ"ァ:すっ、すみませんでした――――――!!(逃走)

赤:本当にあの方は…すみませんね、見苦しいところを見せてしまい・・DOLLさん、また何処かでお会いしましょう。では…

ウ"ァ:また、来てね。

赤:ウ"ァンパイアさん。覚悟は、出来てますね?

ウ"ァ:(殺気!!)いいえ、覚悟なんて出来てませ―――――――ん!!

赤:待ちなさい。


 
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