Story
古の大陸。
未だ神と人と魔が共に住む時代。
西の果て、影州。
そのまた西の外れに
ひっそりと立てられた七宝塚。
そこには七人の勇者が眠っていた。
その昔、ひとつの聖戦があった。
天と地と人、
三つの世界を全て支配する
“三界魔鏡”を操り、
三界を我がものにしようと企てた
鏡の魔女に、
天鈴という美しき姫と
彼女率いる七人の英雄、
七宝星が立ち向かった。
戦いの末、七宝星は命を落とし、
天鈴姫は自らの命と引き替えに
魔鏡を封じ、
世界に再び平和が訪れた。
それから二十余年、
世は乱れ、人の心は荒れていた。
空に怪しい七色の光が走る。
その光を
魔鏡は静かに映しだしていた。
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