「あのよ、ちょっと今いいか」 「ん?うんいいけど、純部活じゃないの?亮さん行っちゃうよ」 「…いいから聞けよ」 「えっ、うん…なに!?ごめん」 「あ!?お、おい、なにてめぇ聞く前から断ってんだよ!」 「え?いや別になんか純怖いんだもんー!断るって何!?」 「お、おう…それなら別にいいんだけどよ」 「いいのか…。なに、頼み事?」 「あ゛ー、いや、別に頼み事っつーか」 「うん?」 「…お前がいやじゃなかったら、なんだけどよー…」 「うん」 「……」 「なに」 「や、まあ〜…付き合わね」 「えっ」 「……」 「…え、あの、その……」 「……」 「それって、どっか行く、とか」 「…んなわけねえだろ」 「だ、だよね!?じゃああれ、罰ゲーム?また亮さんになんか負けてとか」 「っだー!!!嫌ならはっきり断れや馬鹿野郎!殺すぞ!!!」 「えっ!?!?!?じゃあマジなの!?!?!?」 「そー言ってんだろ最初っから!!!!!」 「あの、そのさー…マジならさー…」 「…んだよ」 「…わ、私でよければ」 「……!」 「というか、純のことめっちゃ好きなんけど、え、あの、どうしよう?死ぬ?死ぬね?」 「し、死ぬとか軽く言ってんじゃねーぞコラ!!!」 「さっきお前が私に言ったんだろ!!!」 「俺も好きだコラ!!!」 「…お、おう」 20140311 |