小説―other | ナノ
※主人公とデンジとオーバ
※季節感とか気にしない

「寒ぃな」
「寒いですね」
「ちょ、お前足踏むな」
「踏んでませんよ。デンジさんが足伸ばしてるから悪いんです」
「もうどうにでもなれ。…ああさみぃ」
「デンジさん、お茶煎れてきてくださいよ」
「はあ?面倒くせえよお前が行け」
「嫌ですよ。寒いですもん」
「俺だって寒い」
「じゃあ、これで勝負して負けた方が行きましょうよ」
「スマブラか…よし乗った」
「じゃあこちらはピカチュウで」
「おまふざけんな俺は電気タイプのジムリーダーだぞ」
「関係ないですよ。マリオでも使えば良いじゃないですか」
「ちっ…じゃあ俺はポケトレだ」
「アイデンティティの消失ですね」
「お前のせいだろ」
「輝き痺れさせるスター(笑)」
「ナギサのスターなめんな。くらえ」
「うわ、手慣れてますね。さすが半ニート」
「まじうぜえこいつ」
「そおい!ピカチュウ、ボルテッカー!」
「きやがったな。いくぞ、三位一体!」
「うあああああピカチュウ死んだああああ」
「ちょろいな」
「このゲー廃!良いですよオーバさんに頼みますから!」
「おいオーバ、出てこいよ」
「てめーらふざけんな!」
「悪い悪い、お前のアフロ踏んだのはこいつだ」
「違いますよ。もとはと言えばコタツに顔だけ突っ込んだデンジさんがいけないんです」
「どっちもどっちだ!お前ら俺を何だと思ってるんだよ!」
「アフロ」
「アフロですね」
「お前らまとめてナギサの海に沈んじまえ」

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テーマ「人外ファンタジー」
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