小説―other | ナノ
※主人公とゲンさん
※著しくイメージを(ry

「勢いに乗ってカントーまで来てみたは良いけど、サイクリングロードが通れない…。とりあえずカビゴンをどかそう。ゴウカザル、火炎放」
「やあ、奇遇だね!」
「射…ちょっと待ってゴウカザル、カビゴンじゃなくてこのダート自転車に乗った人にフレアドライブ」
「ははは、波導の前にポケモンの技は意味を成さないよ」
「…チートめ。あなた遂に前世を超えたんですか。波導の使いすぎで岩になれば良いのに」
「相変わらず酷い事を言うね。まあ私は大人だから全然気にしてないけどね!」
「…何でカントーにいるんですか。まさかストーカーですか?しかもちゃっかり自転車変わってるし。わざわざホウエンまで行ったんですか」
「あぁ、あの後考えたんだけどね。普段あまり運動をしない私が、いきなりスピードの出るマッハ自転車に乗るから怪我をしたんだろうね。だから安定型のダートに変えて貰ったんだ」
「運動しろよ」
「結果ルカリオも転ばないし、波導の無駄遣いもなくなったんだよ」
「自分で言わないで下さい」
「しかも、ちょっと改造してギアをつけるだけでスピードが4段階、自由に変えられるようになったんだ!その性能を試す為にここまで来たんだよ」
「でもカビゴンが寝てて通れませんよ」
「大丈夫さ、波導の力で(ry」
「波導ってつまりドラゴンボールみたいなものなんですか」
「よし、これで大丈夫だ。そうだ、良かったら一緒に行動しないかい?きっと楽しいと思」
「アデューゲンさん、次に会う時は岩になった時ですね」
「って、ちょ、待って!待って!!マッハ自転車速いよ!!」
「せいぜいホッピングでもしながら走って下さい」
「そんな高度な技、波導がないと…」
「…聞こえなくなった…ふう、これでようやく振り切」
「追いついたああぁぁあ!!」
「ってねえぇえぇぇえ!!何で隣走ってんだよ!!」
「ゼェ、言っ、だろ、ハァ、こっ自転車、ギアがっ、4、ハァ、あるっうぇ!!」
「大人げねええええ!何全力出してんだよ!ていうかルカリオが岩になる!」
「ハア、大丈夫、だよ!ルカリオは、鋼タイプだからね!ハァ、岩じゃないから!」
「そういう問題じゃねえええええ」
「ちょ、前!前見て!!」
「!?」

キィーッ
ザザザザザッ

「はあ…何とか助かった…。ゲンさん、見事なぶっ飛びようでしたね」
「ダート自転車までボコボコになってしまった…」

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