↑のおまけというかそんなの ダストに情報が漏洩しちゃったよ! ―――― 「バーンが風邪で寝込んでいるようだな」 「そのようですね」 「何やら熱が酷いらしい」 「存じていますガゼル様」 「…風邪の時にはプリンやゼリーなどが食べやすいと聞く」 「全くその通りです」 「……」 「…ガゼル様?」 「…いや、何でもない」 「どうかなさいましたか?」 「っアイシー!」 「!?もがっ」 in部屋 「何するのよ兄さん」 「アイシー、さっきのガゼル様の言葉をよく思い出すんだ」 「…?」 「プリンだゼリーだと物欲しげな表情でおっしゃっていただろう」 「え、あれ物欲しげな表情だったの?」 「ダイヤモンドダストのメンバーたる者、キャプテンの要望には迅速にお応えしなければならない」 「それはつまり?」 「ガゼル様も風邪の時のような扱いをしてほしいということだ」 「――!分かった!じゃあ私ガゼル様にお粥作ってくる!」 「なっ…待てアイシー!お前の料理は…っ」 「待ってて下さいガゼル様!」 * 「ガゼル様ー!」 「…アイシー?」 「ガゼル様、私ガゼル様の為にプリン作って来たんです!」 「…アイシーが、か…?」 「私以外に誰がいるんですか?」 「ガゼル様!卵粥をご用意させて頂きました!」 「アイキューまで…いや、前から言おうと思っていた。お前の料理は味が薄い…」 「これが普通なのではないのですか!?」 「お前たちの気持ちは有り難く受け取りたいが…顔と頭良い事とサッカー以外のほとんどが壊滅的に出来ないだろう」 「気づかなかった…」 「味、薄いんですね…」 「そうなると思って俺とリオーネでゼリーとシャーベットを作ってみました」 「…味の保証はできませんが…」 「ベルガ、リオーネ…」 「みなさんで頂きましょう?」 「ベルガアァァアア!!」 「リオーネェエェ!!」 「ぉわっ!?急に抱き着くな!」 「…どうかした?」 「このチームで良かったよ…」 「右に同じく」 「…お前たち、私を忘れてないか…?」 ――― シーちゃんは家事全般できない。キューさんは何作っても大体味が薄くなる。リオーネとベルガさんは家庭的。シーちゃんはお兄ちゃんに止められてプリンで譲歩したよ(夕飯の米のため ちなみにクララ様は作るもの全てが異常に辛いという裏設定 |