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グリフォン
2011/12/26 05:16

※延々と白竜とシュウについて語ってるだけ。ネタバレ注意


映画見た。死んだ。笑い所に持っていかれたのが悔しいけど小説読んで、月並みな表現だけど感動した。

映像にするにあたって削られてしまった大切なメッセージがたくさんあると思う。ちゃんとゼロにも、シュウと白竜にも絆はあったんだ。それがすごく嬉しい。あの二人はライバルでも友達でもない相棒だったんだね。小説はゼロに焦点が当てられてる気がする。小説が完全版なのかもね。あまりにも小説が完成しすぎてて私なんかが二次創作で下手に手を入れられる部分がないというか、出す必要すらないというか、出したら壊れるというかそんな感じ。まあ、でも何かしら…ね。

やっぱり予想してた通りラストのシュウで涙腺緩んだよ…特に小説。
白竜には後腐れなく自分の道を進んで欲しかったから、あえて何も言わなかったのかな。それが彼のためになるって思ったからなのかな。何だか少し哀しい。
天馬に言ったように、試合前の時点では自分のことを話せる相手だと思ってなかったから?本人が言うように、逆に似た者同士だから話せなかったのかも。天馬は自分と価値観が違うから話せたって感じで。
でも小説読む限り、シュウが白竜を理解しようとしてて、白竜がシュウの言葉に促されるかのように試合を通して変わってく、そんな印象を受けたから、シュウだって白竜を蔑ろにしてたわけじゃないと思うんだよね…
やっぱりそうしない方がいいって思ったのかもしれない。せめて二人が同じ時間に生きれたら、もう少し時間があれば、もっと早くきっかけに出会えたら、何か変わったのだろうか。
あのあと白竜もかつてのチームメイトを訪ねようとしたりしないのだろうか。そんな事を考えると、あの二人の特殊な関係とか絆もどこか切ない。シュウは見送る役目だから、シュウ=終だったのかな。もう二度と会えないのに、絆っていうつながりだけで皆の中にいるのか。シュウは最期幸せだったろうな、ならもう勝手にこっちで悲しむ必要なんてないのかもしれない、けど。できればこれからのシュウと白竜の絆の成長も見ていきたかったな。哀しい。

そしてちゃんと次作への引きが上手く作ってあるのもニクいなあ…化身自体について迫るのは二期かな…
とりあえずあと2回は見ておきたいなーと思いました。ドラマ性とキャラの引き立たせ方は前年以上なんじゃないかな、オリジナル部分の尺が長くとれたのもあるかもだけど。とにかく面白かった。


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