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- ナノ -
嫉妬A


※会話文
※社畜軸


「もしもし」
『……もしもし。ごめん寝てた?』
「いや、寝かけてところなので大丈夫ですよ。何かありました?明日の撮影のことですか?」
『そうじゃねえけど……。なぁなまえちゃん今日のことだけどさぁ』
「あ、ニキさんにめちゃくちゃメッセージしてたんですよね。もしかして何か約束してました?すみません。私知らなくて。」
『いや、別に約束してたとかではねえけど……うーん……。』
(え?何?何で電話してきたんだ?この感じ何かすごく言いたいことがあって電話してきたんだろうけど……仕事じゃないとしたら絶対今日のことだし……。何だろう。)
『俺っちがこんなこと聞いてどうすんだって感じなんだけどよ、なまえちゃんはさ、』
(あれ、もしかしてこれは……)
「(ニキさんが取られると思って)嫉妬されてます?」
『は?!』
「心配しなくても大丈夫ですよ。ニキさん、私のことなんて気にも留めてないでしょうし、昨日はただ仕事の話ししてただけなので!燐音さんが心配されてるようなことは何一つしていません!」
『え、いや、嫉妬っていうか……』
「燐音さんが(ニキさんのことを)好きなのはもうほんと前から知ってるので!大丈夫です!」
『え?!マジで?!』
「はい!だから邪魔するとかほんとないですから!ご安心を!」
『ちょ、なまえちゃんそれってさ……!』
「………………………………ぐう。」
『え?!なまえちゃん?!なまえちゃんちょっと今から大事なとこなんだけど!!!も、もうちょっと頑張れって、なぁ!!!!!』
「………………………………………。」
『う、うそだろ…………。』





「なまえちゃん、寝ぼけてたとは言え結構小悪魔なんだな……。」
「は?昨日姐さんに何かしたんすか」
「いやこっちの台詞だよ何したんだよお前。」